計画の基本的な考え方
策定の背景 |
本市では、平成8年3月に豊橋市環境基本条例を制定し、平成12年には環境基本条例の基本理念に基づき、第1次豊橋市環境基本計画を策定しました(平成18年3月改訂)。
それ以降、京都議定書の第一約束期間の開始や、愛知県の第3次環境基本計画の策定、COP10の開催など、環境の保全に関する社会情勢及び市民意識は大きく変化しています。
第2次豊橋市環境基本計画は、このような背景を踏まえた上で、市民・事業者や市の諮問機関である環境審議会などの意見を幅広く取り入れ、今後10年間の本市における環境行政の要となる計画として策定したものです。
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計画の期間 |
平成23年度から平成32年度までの10年間 |
基本理念 地球の未来 ここから始めよう
身近な環境は、日本の環境、ひいては地球の環境につながっています。そのような認識のもと、自分たちができる、また、なすべき環境活動に取り組んでいきましょう。
環境像 未来へつなぐ 豊かな心と自然が織りなすハーモニー
人の内なる心と環境そのものである自然の共生、そして、これらの将来の世代への継承が、本市の理想とする環境です。
環境目標1 |
- 省エネルギーの推進
- 再生可能エネルギーの利用促進
- 公共交通の利用促進
- 自転車を利用しやすい環境づくりの推進
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低炭素社会の実現により保全する地球環境 |

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環境目標2 |
- 自然環境の保全とふれあいの推進
- 特定外来生物対策の推進
- 森林の保全と育成
- 親しまれる水辺づくり
- 農地の保全
- 公園・緑地の充実
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多様な生物が生息し、人と共生する自然環境 |
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環境目標3 |
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ごみ減量の推進
- リユース(再使用)の推進
- リサイクル(再生利用)の推進
- 530運動の推進
- 水資源の節約と有効利用
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資源を大切にし、循環を基調とする社会環境 |
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環境目標4 |
- 環境監視体制の充実
- 発生源対策・啓発の推進
- 生活排水処理の充実
- うるおいのある美しい都市空間の形成
- ヒートアイランド対策の推進
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健全で快適な生活環境 |
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環境目標5 |
- 環境教育の推進
- 環境保全の意識啓発
- 市民・事業者との協働
- 文化財保護活動の推進
- 教育文化施設の充実
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環境への意識と知恵をはぐくむ文化環境 |
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計画の推進
市は、環境基本計画の推進に当たって、庁内組織の「豊橋市環境調整会議」において各部局が実施する施策の連絡と調整を行い、進行状況を年度ごとに評価したものを「豊橋市環境審議会」に報告するとともに、市民・事業者に対して年次報告書「とよはしの環境」及び市ホームページにて公表します。
第2次豊橋市環境基本計画本文