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豊橋市では、南海トラフ地震等による大きな被害が心配されています。そのため、訓練や研修を通して、地域の方や医療従事者同士の連携を深め、知識や技術の習得に励み、体制整備の面でも順次、充実強化を図っています。
令和2年2月には、後方収容病院に指定された産科4医療機関の情報通信体制の整備が完了しました。
【豊橋市の災害時の医療の流れ】
大規模災害が発生すると、多くの人が負傷する恐れがあります。あわせて地域の医療機関も被害を受け、機能しなくなることが予想されます。そのような場合に負傷者に対し、トリアージを行い応急処置、医療機関への搬送等を行う場所です。「応急救護所」は市内の各中学校区の小中学校に1か所と休日夜間急病診療所、明海地区産業基地の24か所に開設されます。発災から72時間の間の開設を想定しています。
●応急救護所に関するチラシはこちら
【応急救護所に配備されている主な医療資器材】
エアーテント
発電機
医薬品・医薬材料
バルーン照明
応急救護所には、医薬品や医薬材料等が準備されており、開設された場合には、医師や看護師、保健師等が派遣され、負傷者に対して、トリアージや応急処置、医療機関等への搬送調整等を行います。限られた医療資源のもと、最大多数の負傷者に最善を尽くします。
応急救護所と避難所は異なります。応急救護所は「医療」、避難所は「生活」の場と覚えてください。
応急救護所開設・運営の流れ
応急救護所の開設・運営には、医療従事者だけでなく、住民の方のご協力が必要です。開設準備から負傷者の受付や搬送において、是非、地域の皆様の力を貸してください。
1 開設準備
2 受付
3 一次トリアージ
4 負傷者搬送
5 二次トリアージ及び応急処置
6 後方収容病院等への搬送
負傷者の重症度に応じて、治療や搬送順位を優先度別に4色の色で分けることをトリアージと言います。
トリアージは、訓練や研修を積んだ医師や保健師、看護師等の医療従事者により行われます。
【トリアージタグ】
災害時にけがをしたら、応急救護所へ行きましょう!
応急救護所は、震度6弱以上を目安とする大規模災害発生時等、状況に応じ、開設されます。
あなたの家の最寄りの応急救護所はこちら 👇
※けんとくんをクリックすると「ちずみる豊橋」につながりますので「同意する」のボタンを押してください。
訓練に興味のある方はこちら
豊橋市保健所では、自治会など地域住民と一緒に応急救護所を設置する学校等で定期的に訓練を実施しています。
しばらく訓練を実施していない校区や応急救護所に指定されていない学校でも資機材の組み立てや説明をすることが可能です。是非一度、保健医療企画課へご相談ください。
大規模な災害が発生すると、長期にわたり避難所生活を余儀なくされる場合があります。
平成28年の熊本地震では、避難所生活での体調悪化や過労などが原因で、災害関連死による犠牲者が建物倒壊等による直接死による犠牲者の約4倍にも上りました。
災害で生き残った命が避難所生活で失われることがないよう、避難所生活で注意すべき健康管理について、事前に確認をしておきましょう。
避難生活の健康管理チラシ.pdf( 206KB )
エコノミークラス症候群チラシ.pdf( 179KB )
【平成30年7月豪雨 倉敷市真備地区写真】
豊橋市の避難所における医療体制
過去の大規模災害時には、避難所に医師や薬剤師、看護師等で構成される外部支援チームが巡回し、避難者の方の診療を行いました。豊橋市保健所では、豊橋市医師会、豊橋市歯科医師会、豊橋市薬剤師会と連携し、避難所での診療や健康管理等の訓練を行うとともに体制整備に努めています。
【避難所巡回診療訓練の様子】
医師による巡回診療
歯科医師による口腔ケア
薬剤師による薬剤処方
保健師による健康相談
避難所巡回診療の際には、全国統一の診療記録様式と合わせて、豊橋市独自の「災害用カルテ(3枚複写)」を使用します。3枚複写のため、医師、薬剤師、患者それぞれの手元に診療記録が残り、異なる医師等に診療を受けても、前回の診療記録がわかるようになっています。災害用カルテは、避難所に配備されています。
災害用カルテについて詳しくはこちら.pdf( 93KB )
参考リンク
・市内の避難所等の情報はこちら【防災危機管理課】
・「育なび」子育て家庭の非常持出品・備蓄品【子育て支援課】
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