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街路樹/ケヤキ・ナンキンハゼ・ユリノキ

街路樹ガイド

ケヤキ(欅、槻)

Zelkova serrata ニレ科 マップへ

ケヤキ

 日本では本州・四国・九州の山野に生える落葉高木。根は浅く、樹形は盃形で、成長が早く比較的移植しやすい。
 芽吹き、新緑、深緑、黄葉、裸木と四季折々に美しい表情を見せてくれる。
 建築材として硬く耐久性があり、木目も美しいため家具などに広く利用されている。


落葉時期 10~11月
原産地 東アジア
樹高 20~30メートル
主な植栽場所 向山町

ナンキンハゼ(南京黄櫨)

Sapium sebiferum トウダイグサ科 マップへ

ナンキンハゼ

 日本では関東以南で植栽されている落葉高木で、植栽土壌は砂質士を好み、根は浅く、樹形は球形で、成長が早いが移植は難しい。紅葉が見事で庭園や街路樹に好んで植栽されている。「ハゼ」と名につくが、本種はウルシ科ではなく、「ハゼノキ」と同様にロウがとれるためこの名がついた。


落葉時期 10~11月
原産地 中国
樹高 15メートル
主な植栽場所 下地町

ユリノキ(百合の木)

Liriodendron tulipifera モクレン科 マップへ

ユリノキ

 明治の初期に渡来し、関東以南で植栽されている落葉高木で、植栽土壌は粘土質を好み、樹形は楕円形である。
 成長が早く公害には強いが、移植は難しい。葉の形が、昔の職人が着ていた半纏(はんてん)に似ていることから「ハンテンボク」とも呼ばれている。


花の特徴 5月頃、枝先にチューリップに似た緑黄色の花が咲く。
花の時期 10~11月
原産地 北米
樹高 30~40メートル
主な植栽場所 今橋町