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水源林を守る取り組み
東三河の全市町村が一体となって水源林を守る取り組みをしています

水源林

水源林の現状

本市をはじめ、東三河地域は、生活に欠かせない「水」の多くを一級河川の豊川から得ており、その貴重な水の源となるのは、豊川上流域の森林(水源林)です。水源林には地中に雨を蓄えて少しずつ川に水を注ぐ機能があり、洪水の緩和に役立っていることから「緑のダム」と呼ばれています。

近年豊川上流域においては、林業の不振、担い手の不足などの問題から森林の手入れが行き届かなくなり、水源林が本来持つ水を蓄える力(保水力)が低下してきています。このため、水資源を安定して確保するために、上流域の森林を整備・保全して水源林の能力を高めることが大切になってきます。

水源林保全流域協働事業

荒廃しつつある豊川上流域の森林を守るために、みなさんからいただいた水道料金のうち、1m3あたり1円を豊川上流域の森林を保全する事業に活用しています。主な事業内容は(下表1)のとおりです。2005年度より東三河の全市町村が一体となって、このような水源林保全流域協働事業を(財)豊川水源基金を通じて行い、今後も豊かな水源林を育んでいきます。
表1 水源林保全流域協働事業の主な内容
人材育成事業 森林の間伐を行うための人材を育成します
啓発事業 水源林保全の重要性を紹介します
森林づくり事業 上下流の交流を促進するNPOなどの事業を支援します
水源林管理事業 水源林の管理保全を実施します
間伐推進事業 水源林の間伐事業を促進します
参考

標準的な家庭(4人家族)の水道使 用量は年間約300m3。1m3あたり1 円で計算すると年間約300円が豊川上流の森づくりに使われること になります。年間で飲料水のペットボトル (500ml)2本分程度の費用です。

水源林保全流域協働事業関連資料
広報とよはし(平成17年4月15日号抜粋)(PDF/731KB)
広報とよはし(平成17年12月1日号抜粋)(PDF/ 241KB)

このページに関するお問い合わせ先

上下水道局総務課 財務グループ
電話番号:0532-51-2706
電子メールアドレス:water-somu@city.toyohashi.lg.jp