背景色 文字
本文へ移動
メニューへ移動
カミツキガメ

カミツキガメ(は虫類・特定外来生物)

 カミツキガメは外来生物法(※)により「特定外来生物」として指定され、現在、飼養・栽培・保管・運搬・譲渡・輸入などが原則的に禁止されています

 ※外来生物法についての詳細は、
    こちらをご覧ください⇒『日本の外来種対策』(環境省ホームページへリンク)

 

カミツキガメとは

 北・中米原産の陸ガメで、成長すると30~50cm程度になります。平成18年に捕獲したカミツキガメ(体長約35cm)の様子
 きわめて長寿で(80年にも及ぶという説もある)、繁殖能力が高く、千葉県印旛沼の周辺水系では繁殖が確認され定着しています。北海道、沖縄を含む他の地域でもたびたび目撃されています。数年前まではペット用に販売されていたことがあり、飼育すると大型に成長し攻撃的になるため、飽きられたり持て余されたりしやすく、安易に捨てられることもあります。


 

 

生態系に関わる被害

 大型に成長し、さまざまな生物を捕食する広食性であるため、魚類や両生類等に大きな影響を及ぼすことが考えられます。
 

人の生命又は身体に関わる被害

 捕らえられた時の咬みつき、引っ掻き等の被害が想定されます。性格は臆病で、人が手を出したりかまったりするなどこちらから危害を加えない限り襲われることはほとんどありませんが、見かけによらず首が長いため、大型個体に咬まれた場合には大ケガをする恐れがあります。野生で見つけたら近づかないようにしてください

 

豊橋市内における生息状況

 本市内では、下記のとおりカミツキガメの成長した個体が確認されていますが、いずれも捕獲後に駆除されており、その後も定着したという情報は確認されていません。

 

日付 場所  頭数  捕獲後の処理 
平成18年7月 鍵田町  1頭  駆除 
平成21年4月 下五井町 1頭 駆除 
令和元年5月 牟呂町 1頭 駆除 
令和元年5月 浜道町  1頭 駆除 

 

備考

カミツキガメの画像
カミツキガメ
(豊橋総合動植物公園提供)

  • カミツキガメは外来生物法により特定外来生物に指定されており、許可なく飼う事はできませんもし許可を受けて飼う場合があっても、事前にカミツキガメの性質を十分理解した上で、生涯責任を持って飼うようにし、生態系の保全のためにも、絶対に捨てないでください
  • アカミミガメと間違わないよう、こちらもご参照ください → アカミミガメ(は虫類・要注意外来生物)