浜岡原子力発電所の全面停止により、中部電力管内においては、電力供給が低下するとともに、夏季には電力需要の増加が想定され、電力需給が切迫することが見込まれています。特に、平日の昼間の節電について、地域ぐるみで最大限の協力が必要な状況にあります。
豊橋市は、この節電の必要性を認識し、市民サービスや地域経済への影響を最小限に抑えることに努めながら、市庁舎をはじめとする公共施設や家庭・事業者の電力需要の抑制を促進するため、総合的な節電対策に取り組みます。
基本方針
取組実施期間
平成23年7月1日から9月30日までの3か月
公共施設関連
- 市庁舎(本庁舎及び上下水道局庁舎)の節電目標を20%とし、市が率先して節電に取り組みます。
- 市庁舎においては、8月の1か月間「豊橋版サマータイム」を試行し、年間最大電力使用月の抑制に努めます。
市民・事業者
- 節電目標を15%とし、広く市民に呼び掛けるとともに、産業界にはそれぞれの創意工夫による節電の取組みを呼び掛けます。
※病院、消防、老人ホームなど、その他の公共施設においては、市民生活の安全や防犯面、また、市民活動への影響を及ぼさないよう事務室等の支障のない範囲で、最大限の節電に取り組みます。
公共施設における節電対策
(1)市庁舎に係る節電強化策 節電目標(7月~9月間) △20%
8月1日(月)~31日(水)は、「豊橋版サマータイム」を実施し、市役所庁舎・上下水道局庁舎・各窓口センターの開庁時間を午前8時~午後4時45分に変更します。ご理解とご協力をお願いします。
節電状況
- 対象施設 市役所庁舎及び上下水道局庁舎
- 電力使用量実績
区分 |
23年度(kwh) |
22年度(kwh) |
削減量(kwh) |
削減率(%) |
7月 |
255,000 |
331,000 |
▲76,000 |
▲23 |
8月 |
309,000 |
394,000 |
▲85,000 |
▲22 |
9月 |
228,000 |
297,000 |
▲69,000 |
▲23 |
3か月合計 |
792,000 |
1,022,000 |
▲230,000 |
▲23 |
ア.豊橋版サマータイムの試行に伴う節電対策(8月)
- 冷房の運転終了時間を30分短縮(午後4時30分停止)
イ. その他の主な節電対策(7月~9月)
照明関係
- 事務室等の蛍光灯の1割間引きや消灯
- 本庁舎地下駐車場及び立体駐車場の蛍光灯を25%間引き
- 上下水道局庁舎の外灯及び駐車場の点灯時間短縮
エレベーター
- 本庁舎西館西側1基、東館中央1基の停止
- 上下水道局庁舎1基の停止
ウ. 各課に「節電推進リーダー」を置き、きめ細かな節電対策に取り組みます。
(2)その他公共施設全般(事務室など)に係る共通取り組み事項
豊橋市エコアクションプランを基本に、以下の取組を徹底する。
ア.空調関係
イ.照明関係
- 始業時間に合わせて点灯開始するなど適切な点灯時間管理
- 事務室、共用スペースの蛍光灯の間引きや支障のない箇所の消灯
- 昼休み中は、業務に支障のない範囲で一斉消灯
ウ.OA機器等、その他の節電関係