左から:炎の祭典、竹取り、火薬詰め、縄巻き
【歴史】
手筒花火の原形は、情報の伝達手段である「狼煙(のろし)」と言われています。戦国時代に登場した花火は、江戸時代の元禄期以降庶民に広まったといわれ、この地域が盛んになったのは、徳川家康が三河衆に火薬の製造をまかせたことが、花火の発展につながったとも言われています。東三河の手筒花火は五穀豊穣、無病息災、家運隆盛、武運長久を祈る奉納行事として祭礼で揚げられていますが、近年はイベントなどでも揚げられています。
【仕組】
直径10cm、長さ70cmぐらいの節を抜いた孟宗竹に荒縄を巻き締め、砥石や硫黄に桐灰を混ぜた黒色火薬を手筒1本に1.8kgから3kg詰めたものです。手筒花火は、揚げ手が自ら竹の切り出しから火薬の仕込み、詰め込みまですべて行うことが伝統になっています。
左から:発祥の地と言われる吉田神社、神輿で奉納に向かう様子、奉納、ハネ
豊橋手筒花火(3分)監督:菅原浩志(映画監督/豊橋ふるさと大使)
手筒花火の放揚スケジュールなど観光情報
手筒花火|豊橋観光コンベンション協会
豊橋の心意気、手筒花火。
パンフレット(PDF)|豊橋観光コンベンション協会
炎の祭典について
炎の祭典|豊橋商工会議所