
21世紀は、少子・高齢化、国際化、情報化の振興や産業構造の転換に伴う改革の時代であると同時に、環境問題など地球規模の課題に対し、地域レベルで対応していかなければならない時代であるといわれています。
これら多くの改革や課題、そして、ますます多様化する市民ニーズにこたえていくためには、より広域的な取り組みの推進や、市民、企業、行政がともに考え、それぞれの役割を分担しながら質の高いまちづくりを進めていくことが必要です。
そこで、これらを実現するため、次の基本的な方向によりまちづくりを進めていきます。
- 環境にやさしく暮らすまちづくり
地球や地域の環境問題に対しより広い視点と新たな決意で取り組み、「環境にやさしい」という気持ちを持って、日々の市民生活や産業活動が営まれるまちづくりを進めます。
- いきいきと生活を楽しむまちづくり
個人の価値観やライフスタイルにあわせて、それぞれの人生や生活を自由に楽しみ、能力を生かすことのできるまちづくりを進めます。
- 魅力と活力あふれるまちづくり
中心市街地の魅力づくり、賑わいのある国際的なみなとづくり、農業や中小企業の活性化など、新しい産業や魅力を持ったまちづくりを進めます。
『中核市制度』は、地方自治法の改正により平成7年から施行された都市制度です。人口が比較的多く、地域で中核的な役割を果たしている市に対して、政令指定都市に準じた事務を都道府県から移譲し、できる限り住民の身近で行政を行うことができるようにするものです。これにより、地域に見合った「まちづくり」の選択肢が拡大するとともに、市民生活に関わりの深い、きめ細かな行政サービスを行うことができる地方分権の先駆けといえる制度です。
中核市の指定を受けるためには、次の要件があります。
人口20万人以上
中核市は、要件を満たす市からの申し出に基づいて、政令で指定されますが、あらかじめ市議会の議決を経て、都道府県の同意が必要です。
*豊橋市は平成11年4月1日に22番目の中核市となりました。
詳しくは、中核市市長会のページまで