

飼育羽数日本一の 「うずら」
豊川用水の豊かな水と温暖な気候に恵まれた豊橋では、農業がたいへん盛んに行われています。露地野菜、果樹、園芸作物、稲作など多種多様な作物が栽培されているほか、日本一の飼育羽数を誇る養鶉を始め、養豚、養鶏などの畜産も盛んで、全国トップクラスの農業産出額を誇る産地となっています。
農作物の輸入自由化、農業従事者の高齢化や後継者難などの問題に対応するために、農業組織と生産・流通基盤の強化、農作物のブランド化、農村環境の整備、担い手農家・農業後継者の育成を図っています。


豊橋筆
豊橋市には「筆」「刺子」「帆前掛」など古くからの地場産業があります。
なかでも「豊橋筆」は、伝統工芸士により伝えられる国指定の伝統的工芸品です。現在もほとんどが伝統的な技法による手作りで、書道用を中心に工芸用、日本画用など高級筆のシェアでは全国の約70%という生産量を誇っています。
その他には、おいしさで全国的に有名な「焼ちくわ」、寒天ゼリーとしては全国トップのシェアを占める「ゼリー」等、食品関係の地場産業も盛んです。