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豊橋市の学校給食

はじめに

 

子どもたちが正しい食習慣を身に付けるため、地産地消を通じた給食の質の向上を図り、安全・安心な給食を提供します。また、栄養のバランスを考えて作られた学校給食を生きた教材として食育を推進します。

 

チラシ 豊橋の学校給食(令和5年度版 ※令和5年4月1日作成)

※翻訳版準備中...

 

学校給食のあゆみ

 

豊橋市の学校給食は、昭和21年に新川小学校で行った「みそ汁給食」から始まりました。

詳細はこちら 学校給食ミニヒストリー (HP内リンク)

 

学校給食センター

 

4つの学校給食センターで、一日に市内75校、約3万3,000食分を調理しています。

詳細はこちら 学校給食センター(HP内リンク)

 

給食内容と給食費

主食、牛乳、おかずが揃った完全給食で、1食あたりの給食に係る食材購入費は、小学校 300円、中学校 350円です。その他、光熱水費等として200円程度を市が負担しています。

カレーライスや麻婆豆腐などの人気メニューのほか、日本の行事食や郷土料理、国際料理を提供します。

給食写真 給食写真 パン

食材や献立へのこだわり

献立作成から学校へ給食が配送されるまで、様々な立場の関係者が責任を持って業務に当たっています。

詳細はこちら 学校給食が出来るまで!(HP内リンク)


 

安全・安心な食材を使用するために、豊橋市独自の規格を設けています。

 

<豊橋独自の規格>

(1) 合成着色料を使用していないもの(原則、天然着色料も使用を控えたもの)

(2) 保存料を使用していないもの
(3) 甘味料、アミノ酸等の使用を控えたもの
(4) 包装資材は、食品衛生法の「器具又は容器包装の規格・基準」に適合したもの

その他、食品添加物の使用を極力控えたものを使用するために、各食品によって規格基準を設けています。

(5) 豆腐を含む豆加工品は、遺伝子組み換えでないもの

(6) 練製品は、保存料及び調味料としてアミノ酸等を使用していないもの
(7) ハム類は、無添加又は発色剤等を使用していないもの
(8) フライ類は、衣が40%以下でパン粉に着色料を使用していないもの
(9) 肉類(ハム・ソーセージ等の加工品を除く)・青果物は、国内産のもの

 

学校給食を活用した食育

学校では、給食を「生きた教材」として活用しています。子どもたちの食に関する理解を育み、望ましい食習慣の形成を図るため、市内に12名いる栄養教諭が中心となり、各教科等の農林水産業や環境、健康等と関連付けて食に関する指導を実施しています。

6つの食育の視点~子ども達に身に付けてほしい資質と能力~

(1)食事の重要性 (2)心身の健康 (3)食品を選択する能力 (4)感謝の心 (5)社会性 (6)食文化

 

<学校における取組>

・教科等における食に関する指導 ・給食の時間における食に関する指導 ・個別的な相談指導

給食センターからは、毎月「給食センターだより」を発行し、学校給食や給食センター、地産地消に関すること等について情報を発信しています。

食育推進はSDGs(持続可能な開発目標)の実現に向けた重要な取り組みです。

SDGsとは:2015 年9月に国連のサミットで採択された、2016 年から2030 年の15 年間で達成するために掲げられ た国際目標です。経済・社会・環境などの様々な課題を解決し、「誰一人取り残さない」社会の実現を目指すため、17 の大きな目標と具体的な169 のターゲットで構成されています。

 

<食育推進に関連するSDGs>

 

<食育によるSDGs達成への具体例>

・産地や生産者を意識して食品を選ぶ ⇒2飢餓をゼロに など
・栄養バランスのよい食事をする ⇒3すべての人に健康と福祉を など
・食品ロスを意識する ⇒12つくる責任 つかう責任 など

 

地産地消への取り組み

 

給食には地場農産物を積極的に取り入れています。青果物については、年4回、JA豊橋、産業部、給食協会、保健給食課で作柄等を情報交換して献立に反映させています。

 

ごはん(千賀製菓(株))

白飯・麦ごはん・五穀ごはん・赤飯・鶏五目ごはんがあります。お米は豊橋産の「あいちのかおり」を100%使用しています。(収量不足時は、豊橋産の「こしひかり」「あきたこまち」を使用します。)

 

パン(㈾田原製パン長栄軒)

ロールパン・愛知のツイストパン・りんごパン・米粉パン・ナン等9種類があります。小麦粉は一部愛知県産の「ゆめあかり」(愛知のツイストパン100%、その他のパン50%)、米粉パンの米粉は愛知県産米を100%使用しています。

 

めん((株)志賀製麺所)

ソフトめん・白玉うどん・中華めんがあります。小麦粉は一部愛知県産の「きぬあかり」と「ゆめあかり」を使用しています(ソフトめん50%、白玉うどん100%、中華めん100%)。
※ソフトめんは、うどんより細くスパゲッティに似た、学校給食独自のめんです。

 

飲用牛乳(中央製乳(株))

豊橋・田原産の生乳を100%使用しています。搾ったままの生乳を殺菌のみ行った成分無調整牛乳です。

 

青果物・畜産物

豊橋産は、葉ねぎ(通年)、青じそ(通年)、ミニトマト(夏季除く)、トマト(4~7月)、なす(6,7月)、とうがん(7,9,10月)、ブロッコリー(11月)、 次郎柿(11月)などを使用しています。愛知県産(豊橋産を含む)は、キャベツ、白菜、大根、ピーマン、ほうれん草、小松菜、きゅうり、卵などがあります。

 

その他 

うずら卵、調理用牛乳、一部加工品(キャベツミンチカツ・ささみ青じそフライ、お茶プリン等)の原材料は豊橋産を使用しています。

 

事業の紹介

 

地産地消や食育活動を推し進めるために豊橋市が実施している事業を紹介します。

 

地産地消とよはし産学校給食の日

5月(ミニトマト・大葉)6月(トマト・なす)7月(とうがん)11月(ブロッコリー、柿)12月(米)1月(キャベツ)それぞれの農産物の旬の時期に合わせ、豊橋産農産物を使用した特徴ある学校給食の日として「とよはし産学校給食の日」を実施しています。また、給食の提供月には小学生を対象に生産者による講話会を行っています。

 

詳細はこちら とよはし産学校給食の日(HP内リンク)

 

地産地消学校給食アイデア料理コンテスト

小中学生と保護者が食や地元農業への関心を高めることを目的として、豊橋の特産農畜産物を使用した調理コンテスト(書類審査・調理実技)を行っています。毎年、アイデア溢れるたくさんの作品応募があり、審査で選ばれた受賞献立は、実際に学校給食の献立として提供しています。(主催:豊橋市学校給食協会)

 

食育親子フード・カルチャー・インサマー

授業で給食センターの施設見学を取り入れている学校もありますが、夏休みには親子で普段入ることのできない給食センターに入ることができるイベントを開催しています。給食センター内で、調理員による調理器具の説明や動いている機器の見学、実際に大釜でかき混ぜるなど給食の調理体験ができます。

 

食育YouTube とよはし学校給食チャンネル

学校や家庭における食育推進支援を目的とし、豊橋市の学校給食に関連する情報等を発信します。

チャンネルページはこちら とよはし学校給食チャンネル

 

献立表のみかた

 

献立表は毎月学校から配付されます。給食に関連する食の情報が満載で、食育教材ともいえるものです。

 

実際の献立表はこちら 献立表・アレルギー表示(HP内リンク)

 

(1) 食品は食品群ごとに掲載しており、太文字は愛知県産であることを示しています。(注)含有量が少ない等の理由で記載しない食品もありますので、アレルギー情報を確認したい場合は裏面のアレルギー表示をご覧ください。
(2) 「メモらん」には、行事や産地の情報等を掲載します。
(3) 下のスペースには「献立紹介」や月ごとのお知らせを掲載します。

 

裏面にはアレルゲンを含む食品(表示義務品目8品目*¹及び表示推奨品目20品目*²)の表示等を記載しています。
*1 8品目のうち、えび、かに、くるみ、そば、落花生(ピーナッツ)生卵※は使用しません。

   ※マヨネーズ等の調味料は、卵不使用の物を提供します。
*2 20品目のうち、いくら、キウイフルーツ、バナナ、カシューナッツ、あわび、まつたけは使用しません。

 

保健給食課のホームページに、直近数月分を、また翌月分は毎月中旬頃に掲載していますので、ご利用ください。