豊橋ウェブ百科事典「二川宿」

本文へ移動
メニューへ移動

現在位置

  1. ええじゃないか豊橋
  2. 楽しむ
  3. 豊橋ウェブ百科事典
  4. 豊橋ウェブ百科事典「二川宿」

二川トップ

ロゴ

豊橋市の二川宿

サブ1

左から:本陣入口、本陣資料館、駒屋、周辺の通り

サブ2

左から:灯篭で飾ろう二川宿、大名祭り、大名祭り、ひなまつり
<概要>

二川宿は、江戸時代に整備された東海道にある33番目の宿場であり、大名や公家が休憩・宿泊した本陣、庶民の宿であった旅籠屋(はたごや)「清明屋」、米穀屋や質屋を営んでいた商家(しょうか)「駒屋」の3カ所が見学できる日本で唯一の宿場です。現在、本陣と「清明屋」は資料館となっており、「駒屋」は当時の建物や蔵が改修・復元されています。

<二川宿本陣資料館>
近世交通史上貴重な文化財である二川宿本陣を保存活用し、見学できる資料館として平成3年8月に開館し、平成17年4月には旅籠屋「清明屋」も同時に見学できる資料館となりました。また、近世交通史、郷土の歴史文化を調査研究する機関として、随時企画展や講座等も開催しています。さらに常設展示には、「東海道」「二川宿」「本陣」の3つのコーナーがあり、江戸時代の街道や宿場、本陣、大名行列などについて分かりやすく知ることができます。
<二川宿本陣>
大名や公家など貴人の泊まる宿であった本陣は、旧東海道筋の宿場には2か所しか現存していません。その一つが二川宿本陣で、非常に重要な建物となっています。二川宿本陣は、文化4年(1807年)より明治3年(1870年)の本陣廃止まで本陣職を勤めた馬場家の建物です。馬場家が本陣を勤めていた約60年間に何度も増改築が行われ、安政2年(1855年)には総建坪233坪半となり本陣として最も整備された状態となりました。今も当時の姿をそのまま残す本陣は、江戸時代の情緒を感じることができます。
<旅籠屋「清明屋」>
本陣東に隣接する旅籠屋「清明屋」は、文化14年(1817年)に建てられ、主屋・繋ぎの間・奥座敷で構成された旅籠屋建築の様式を良く残しています。平成14年より改修復原工事を行い、間取図の残る江戸時代末期の姿に復元しました。
<商家「駒屋」>
商家「駒屋」は、江戸時代に二川宿で米穀商・質屋を営むかたわら、問屋役や名主などの宿村役人を勤めた田村家の遺構です。主屋・離れ座敷・脇門・茶室・南土蔵・中土蔵・北土蔵・北倉の8棟の建物からなり、宿場町の商家の一般的な形式を良く残りしていることから、平成15年(2003年)5月に豊橋市の有形文化財に指定されました。平成24年~26年にかけて改修復原工事を行い、江戸時代後期から大正時代にかけての姿によみがえりました。
<イベント>

灯籠で飾ろう二川宿 7月中旬

大名行列 11月上旬

ひなまつり 1月下旬~3月中旬

<リンク>

二川宿本陣資料館

http://futagawa-honjin.jp/外部サイトへのリンク

商家「駒屋」

http://komaya.futagawa.org/外部サイトへのリンク