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豊橋市の子育てサポート

「共働き子育てしやすい街ランキング2023」全国3位になった豊橋市の子育てサポート

乳幼児の子育ての負担を軽減

家事代行サービス
6回分クーポン配布

所得制限なく1歳未満の子どもがいる全ての世帯に、家事代行サービスが1回500円で、1歳の誕生日前日までに6回利用できるクーポンを配布

「おむつのサブスク」導入

月額・定額で使い放題のおむつとお尻拭きが園に届くサービス「おむつのサブスク」を公立保育園等で導入

第2子以降の子育ての経済的負担を軽減

ファミリー・サポート・
センター利用料補助金

補助金の対象を、未就学児を含む子ども2人以上の世帯に拡大

第2子の保育料無償化、
副食費の軽減

所得制限なく第2子の保育料を無償化、副食費を軽減

民営児童クラブの
利用料を助成

民営児童クラブにきょうだいで同時期に加入している世帯の利用料を助成

女性のキャリアを支援

女性を支援する
セミナーの開催

「女性のための再就職セミナー」や「とよはし女性応援プロジェクトセミナー」を開催

働く女性を支援する
費用を企業に助成

男女別専用トイレや更衣室の整備、就業規則の見直しなどにかかる費用を企業に助成

男性の意識改革・ワークライフバランスの推進

男性の育児休業
取得を推進

男性従業員の育児休業取得推進のためのセミナーや、家事に関するセミナーを開催

「子育て応援企業」
を認定・表彰

従業員のワークライフバランスに配慮した就業規則の整備や、子育て家庭にやさしい取組を行う企業を「子育て応援企業」として認定・表彰

豊橋市の魅力 スペシャルインタビュー
共働きしながら子育てしやすい街として評価の高い豊橋市で、
実際に子育て中の方、子育てしやすい環境づくりをサポートされている方など、
さまざまな側面から、豊橋市の子育ての魅力についてお話を伺いました。
  • SANTOKU オーナー 牧野 モコさん
  • 大豊商店街(大豊共同組合) 代表理事 黒野 有一郎さん
  • 豊橋総合動植物公園 三浦 里帆さん
  • TEMTASOBI GINGER オーナー 中川 清史さん
  • TEMTASOBI GINGER オーナー 中川 清史さん

育休取得したことで夫婦お互いを気遣うこと大切さを実感

日東電工株式会社 豊橋事業所
基盤機能材料事業部門
Mさん

広島県出身。豊橋市に暮らしはじめて6年。ご夫婦・お子様1人の3人家族。働くママだけでなく、パパも支援するため男性従業員が育休を取得できるよう取り組んでいる日東電工株式会社に、ご夫婦共に勤務。ご自身も育休を2週間取得し、ご夫婦そろって初めての子育てを体験。
 

男性の育休取得支援に力を入れる
日東電工株式会社

現在は、自動車や移動手段に関わる技術の製品開発に関わる仕事をしています。自分の仲間内では、まだ結婚して子どものいる友人が少ないため、育休制度について詳しくは知らなかったのですが、妻の妊娠をきっかけに弊社の育休制度を調べてみたところ、女性はもちろん、男性の育休取得の支援もとても充実していることが分かりました。弊社には、育休とは別に、育児特別休暇が5日間取得できる制度もありますので、出産の立ち合いなどが必要な場合は、有休を消化せずに休暇を取得することができます。
 
 

出産後、1番大変な時期を一緒に乗り越えたことで
深まる夫婦としての絆

私が育休を取得したのは2週間。里帰り出産で帰省中の妻の実家に合流し、初めての子育てが始まりました。最初は抱っこの仕方も分からず、夜泣きで目が覚めて日中意識が朦朧とすることもありましたが、手のかかる大変な時期に育休を取得し、しっかり子育てに向き合えたことで、子育てについて学べるかけがえのない時間を過ごせました。そして何よりも、身近にいて妻の大変さを理解できたおかげで、その後も夫婦でお互いを気遣いながら、協力し合って子育てをすることができています。
 
 

共働き子育てファミリーが
のびのび子育てできる豊橋市

豊橋市には、無料で利用できる子育て支援施設や、遊具の充実した広くて大きな公園が多くて、のびのび子育てのしやすい街だなと感じます。
我が家は共働きで、妻は1年間の育休取得後、時短勤務で復帰していますが、子どもの保育園も希望する園にスムーズに入ることができ、とても助かっています。
(写真は3点全てMさんご自宅にて撮影)
 

移住したことで、心に余裕のある理想的な暮らし実現

プールス株式会社
総務経理部
Uさん

瀬戸市出身。大学進学で上京し、埼玉県の会社に就職。その後、「あいちUIJターン支援センター」を利用し、豊橋市内にあるプールス株式会社へ転職。夫婦揃って移住し、新しい環境での暮らしを満喫中。
 

「あいちUIJターン支援センター」に相談して、
埼玉県からJターン

以前暮らしていた埼玉県は、夫婦お互いの実家から中間地点でいいと思っていたのですが、両方の実家から遠いと、お盆やお正月に帰省できる実家がどちらか一方になってしまって。それならどちらかの実家に近いエリアに住んで、まとまった休みに遠方の実家の方に帰省するスタイルにしようと話し合い、私の実家のある愛知県への移住を考えはじめ、「あいちUIJターン支援センター」に相談させていただきました。
 
 

未経験からの挑戦をあたたかく迎えてもらえる
企業との出合い

「あいちUIJターン支援センター」では専任コーディネーターの方に個別で相談ができ、私の希望に合った愛知県内の企業をいろいろ紹介していただけました。
前職が施工管理の仕事だったので、事務職はほぼ未経験でしたが、紹介していただいた現在の会社は未経験でもOKとのことで、挑戦をあたたかく迎えてくださる会社の雰囲気に惹かれ、入社を希望しました。現在は、総務経理部に所属しています。
 
 

時間の余裕が、心の余裕につながる
理想的な暮らしを満喫

転職先が決まって、夫婦で移住してきました。前職の時は、なかなか一緒に休みをとることができませんでしたが、移住してきてからは夫婦そろって土・日・祝日が休みの仕事なので、一緒に海へ釣りに行ったり、買い物に行ったり、2人でゆっくり過ごせる時間が増えましたね。
移住前も夫婦で共働きでしたが、時間がなかなか取れなくて、結局外食することで無駄にお金を使ってしまうことも多かったんです。今では時間に余裕ができたことで、心にも余裕ができて、仕事もプライベートも充実した理想的な暮らしが送れています。
 

「こども未来お仕事フェア」豊橋保育現場盛り上げる

社会福祉法人 明照保育園
園長・理事長
中島 章裕さん

保育園・幼稚園・こども園の魅力を体感できる「こども未来お仕事フェア」を2022年から年に1回開催。自らも明照保育園の園長・理事長として保育現場に日々携わりながら、「こども未来お仕事フェア」の事務局として活動中。
 

人の成長に関われるやりがいのある
保育士という仕事を
世の中に正しく知ってもらいたい

小・中学生の女の子の将来なりたい職業ランキングなどで、いつも上位に入っている保育士という職業が、最近は「保育士の処遇の悪さ」といった側面や、「不適切保育」といった事件が大きく報じられ、5~6年ほど前から東三河エリアでも保育士不足の声を聞くようになりました。そういった風当りの強い中、健全に運営されている現場や処遇改善についてや、人の成長に関われるやりがいのある保育士という職業の素晴らしさを正しく世の中に知ってもらいたいと思い、保育園・幼稚園・こども園の魅力を体感できる「こども未来お仕事フェア」というイベントを立ち上げました。
 
 

これから保育者をめざす学生はもちろん、子育て中の保護者
にも是非体感してもらいたい「こども未来お仕事フェア」  

「こども未来お仕事フェア」は、豊橋市内の保育園・幼稚園・こども園の代表などでつくる「未来の保育者を育てる会」、豊橋市、保育士養成校である豊橋創造大学が主催となり、2022年に第1回を開催しました。第2回のイベントでは、市内67施設が参加し、それぞれの園の特色を園長先生や実際に働く保育士自らが紹介したり、保育士が絵本の読み聞かせや手遊びを披露したりと、多彩なコーナーが充実。実際の保育現場を体感してもらい、やりがいを持って保育業界で働く人たちと交流してもらうことで、保育士をめざす学生たちはもちろん、子育て中の保護者の方にも質が高く安心して預けられる保育の現場について、知ってもらえる機会になればと思っています。
 
 

質の高い保育をめざして頑張っている保育者と、
サポートする環境の整った街・豊橋 

いろんなエリアでこういったイベントは開催されていますが、「こども未来お仕事フェア」がすごいのは、保育園・幼稚園・子ども園という現場サイドと、保育士を養成する学校、豊橋市、愛知県の福祉人材センターなど、立場の違うもの同士が垣根を越えて、豊橋市のよりよい子育てのために団結してイベントを開催している、というところなんです。それが実現できる豊橋市は、より質の高い保育をめざして頑張っている保育者たちが多く、サポートする人たちも多い街なんだと思います。
(写真は3点全て「社会福祉法人 明照保育園」にて撮影)
 

東三河子育て中のパパ・ママに、子育て情報を発信して20年超

NPO法人ママゴンネット
理事長
藤城 由子さん

豊橋市出身。元幼稚園教諭。東三河の子育て情報誌「ママゴン」を発行するNPO法人ママゴンネット理事長。豊橋市こども若者総合相談支援センター「ココエール」で支援担当相談員としても活躍中。
 

「わかりやすく1つにまとまった子育て情報がほしい!」
子育て中のママの立場で立ち上げた子育て情報誌 

私の子どもが小さかった20数年前は、まだ今のようにインターネットで子育て情報を検索することも少なく、広報誌のあちらこちらに載っている子育て情報を探して、ようやくたどり着くような状態でした。子育てをする中で、広告代理店をやっている夫と、「こういう子育て情報が1つにまとまったものがあると便利だね」という話になりまして。私自身も、幼稚園教諭をやめてからも子育て支援に関わりたいという思いがずっとあったので、何か私にできることがあればと始めたのが子育て情報誌「ママゴン」の発行でした。
2003年の創刊から20年以上経ち、小さかったお子さんがいつしかパパやママになって、今度は親の立場で「ママゴン」を手に取ってくださる機会が増えました。「見てますよ」と読者の方からお声がけいただくこともあり、本当に励みになっているんですよ。
 
 

街の楽しいお店情報から、真面目な子育て特集まで、
子育て中のパパ・ママに役立つ多彩な情報を提供  

「ママゴン」は、豊橋市・豊川市・蒲郡市・田原市の幼稚園と保育園(計168園)で配布され、公共施設にも設置されているフリーペーパーです。創刊当時から、「ママが笑えば、みんなハッピー!」というキャッチフレーズを掲げてはいますが、ママだって泣きたいときもあれば怒りたいときもある、そのままのパパやママでいいんだよと常に思いながら、こうした情報誌が何かの役に立てればという思いで、毎月発行しています。
世の中で頑張り過ぎてしまうママが話題になっていると、「いい母プレッシャーからどう逃れるか」といった真面目な特集を組んでみたり、お楽しみ企画の美味しいパン屋さん特集で楽しんでもらったりと、全体的には楽しく、時には真面目に、これからも子育て情報を提供していきたいと思っています。
 
 

子育て中の保護者や、お子さん自身の悩みを
相談しやすいサポート体制の整った街・豊橋

フリーペーパーの発行の他に、0歳から40歳未満までのお子さんや若者・その家族に関する相談や支援に官民一体で対応する「豊橋市こども若者総合相談支援センター『ココエール』」の支援担当相談員や、「怒鳴らん子育て講座」を開催する子育てアドバイザーとしても活動しています。
私も豊橋市で3人の子育てをしてきましたが、豊橋市は子育てをサポートする施設や相談できる窓口が充実していると感じます。例えば、お子さんが小さい時は「こども未来館ここにこ」内の「子育てプラザ」、もう少し大きくなられたら「ココエール」で相談ができます。
また、豊橋市立の小・中学校には「生活サポート主任」という相談担当の先生が、生徒や保護者の相談にのってサポートする学校内での支援体制が整っていたり、学校以外の居場所として市内に3カ所の「とよはしほっとプラザ」という施設もあります(※)。子ども達をサポートする大人や環境が整っているところも、豊橋が子育てしやすい街である理由の1つなんでしょうね。私も今後は、こうした子育てサポートのできる人を増やしていく活動に、一歩ふみだしていこうと思っています。
(写真は3点全て「こども未来館ここにこ」にて撮影) ※2023年度
 

遊具のない自然の中で、自ら工夫して遊べるプレーパーク主催

とよはしプレーパーク
主宰
周布 京子さん

名古屋市出身。夫の仕事の都合で、アメリカで出産・子育てを経験し、帰国後豊橋へ。現在は3人の子育てをしながら「とよはしプレーパーク」、「ゼロイチとよはし算数教室」、「とよはしロケット教室」を主宰。
 

子ども達の「やってみたい」という
好奇心を大切にする「プレーパーク」との出合い

プレーパークは、遊具などのない自然の中で、子ども達の「やってみたい」という好奇心や欲求を大切に、子ども達が自ら遊び方を考えてつくりだす自由な遊び場。
私がプレーパークに初めて出合ったのは、名古屋でした。育児をしているとイライラしたり、自分の子どもと周りの子どもの発達を比較して焦ったりすることがあります。でも、プレーパークのように制限のない場所に来ると、子どもはやりたいことに夢中になれるし、親も「まあいいや」というおおらかな気持ちになれるんですよね。アメリカ暮らしで経験した「他の誰かと比べない文化」や「人工物ではなく自然の中に人がいる環境」に居心地の良さを感じていたこともあって、いつかそういう場所を自分でつくれたらと思っていました。
 
 

川遊び、木登り、薪割り、田植えに稲刈り。自然の中で、
自ら楽しいことを見つけて遊ぶ「とよはしプレーパーク」 

豊橋に引っ越してきてから、豊橋にもプレーパークのような場所がないか探していたときに見つけたのが、「滝ノ谷池ビオトープ」でした。小川が流れる自然豊かな環境を一目見て気に入ってしまって。ビオトープを管理している「朝倉川育成フォーラム」の方に、「ここでプレーパークをやらせてください」とお願いしてみたところ、快諾していただけて、念願だったプレーパークを立ち上げることになりました。
毎月第3土曜日に開催している「とよはしプレーパーク」では、子ども達が自然の中で好きなことをして過ごします。川遊びをしたり、薪割りをしたり、火をつかったり。遊具やアクティビティはないけれど、子ども達はその中で自ら楽しいことを見つけて遊べるんですよね。子ども達が遊びに夢中になっている間、一緒に来られているお母さん達も、梅の実をとったり、栗を拾ったり、冬は焚き火を囲んで自由におしゃべりをしたりと、ゆるやかな交流の場を楽しんでもらっています。
 
 

やってみたいことをやりきる体験が、
子ども達の人生の糧に

自分が子どもの頃は、いろんなところに秘密基地をつくったり、遠くまで自転車で出かけてみたり、今から思えば危なっかしいこともいろいろしたけれど、ある意味今より自由度は高かったんだと思います。子ども時代の「やってみたい」という好奇心って、子どもの時にしか出てこないものです。それは、大人になるにつれてだんだん保守的で常識的になって、やりたいことに自ら制限をかけてしまうようになるから。だからこそ、子ども達の今「やってみたい」という気持ちを大切にしたいし、それをやりきったという体験が、子ども達にとって大きな人生の糧になると思っています。
今後私がチャレンジしてみたいのは、学校のプレーパーク化。地域とつながりながら、子ども達が楽しめる場所づくりをこれからも考えていきたいですね。
(写真は4点全て「とよはしプレーパーク」にて撮影)