現在位置

  1. トップページ
  2. 上下水道局
  3. 総務課
  4. クリンの図書室
  5. 水道のご紹介
  6. 水源林保全流域協働事業の取組み
水源林保全流域協働事業の取組み

水道の紹介

水源林保全流域協働事業の取組み

東三河地域は、生活に欠かせない水の多くを一級河川の豊川から得ています。その水の源となるのが豊川上流域の森林(水源林)で、それを保全していこうとする取組みが水源林保全流域協働事業です。水源林保全流域協働事業は、豊川流域の全市町村が水道料金の一部を財団法人豊川水源基金に負担金として拠出し、この負担金を原資として事業を行っています。

水源林写真1

現在、行っている主な取組みを紹介します

1.人を育てます(人材育成事業)

林業従事者の減少が森林荒廃の原因のひとつに挙げられるため、平成18年度から5年間の期間で人材育成プログラムに基づき、林業の担い手を育成していこうという試みです。その内容は、各年度ごとに育成目標を掲げ、育林現場作業や木材生産現場作業などを通じた実技・研修となっています。現在10名の担い手を新城市、設楽町、東栄町、豊根村で育成しています。

水源林写真2

水源林写真3

水源林写真4

2.森林づくりに助成します(森林づくり事業)

豊川上流域の森林の整備保全などを目的としたNPO等の団体が実施する事業に一定の助成を行い,森林の整備保全や森林に関する普及啓発などをしていこうという取組みです。特定非営利活動法人穂の国森づくりの会の「森づくり作業体験事業」、「水源の森自然観察会」、「東三河森林教室」と社団法人奥三河ビジョンフォーラムの「豊川流域住民による森林の健康診断事業」が事業認定され、活動が行われています。

1 森づくり作業体験事業

事業内容:東三河の住民を中心に、年5回、毎回30名程度を定員として参加者を募集し、下刈り、除間伐等の森林整備作業体験を実施しています。

水源林写真5
下草刈り作業

水源林写真6
伐採作業

2 「豊川流域住民による森林の健康診断事業」の作業風景

事業内容:林業の現場で普段から行われている調査方法をベースに自然観察感覚で森の植生や土壌の調査を行うものです。

水源林写真7

水源林写真8

学習会写真

集合写真

3.森林の間伐を進めます(間伐推進事業)

豊川上流域の水源林地域において実施される木材を切り出す作業や切り出した木材を搬出する作業などの間伐事業に対して助成を行い、森林の良好な管理を推進しています。間伐を行うことによって森林内に光が入り、それにより植物が育ち、土壌の流出を抑えることへつながっていきます。また、雨水が土壌へ浸透する量や、土壌に蓄えられる量(保水量)も多くなるため、水源かん養 機能も向上し、豊かな森林へと育っていきます。

水源林写真9
作業前

水源林写真10
作業中

水源林写真11
作業後

水源林写真12
間伐材の搬出

このページに関するお問い合わせ先

上下水道局総務課 財務グループ
電話番号:0532-51-2706
電子メールアドレス:water-somu@city.toyohashi.lg.jp