水フェス2025にて開催された映画「TRAVERSE2-Next Level-」トークショー&サイン会のハイライト「みんトラ0074水フェス20251025前編・後編」が田部井淳さんの公式Youtubeチャンネル「じゅんTチャンネル」にて公開されました。
なお、2025年11月21日(金)ユナイテッド・シネマ豊橋18にて先行ロードショー開始します。
前編動画のURLはこちら。
https://youtu.be/S-pIRObLaLE?si=9rIqXmsH0SW9rVhe
後編動画のURLはこちら。
https://youtu.be/WLx_TWCPghQ?si=V_xVJo4P4ReJ5uHa




(前編)
〇動画の中では以下のような内容で語られています。
1.ロケ地との驚くべき「ご縁」と熱意
トークショーの会場が上下水道局の会議室という異例の場所である理由が非常に興味深かったです。
• 水道の「神様」のひ孫([05:37]): 映画のプロデューサーが豊橋市上下水道局にロケ地として協力をお願いしたところ、偶然にも主演の田部井淳さんの曽祖父が第8代豊橋市長を務め、水道事業に大きく貢献した「神様」のような存在だったことを語られていました。
• ハリウッド級のロケ地([06:04]): そのご縁により、普段は入れない上下水道の施設ロケ地として提供され、田部井さんは「ハリウッドでセットを組んだら何億円もするような」「アクション映画のロケの宝庫」だと語っています。制作側の熱意と、地元との強い絆によって、映画のリアリティが格段に上がっていることが伝わります。
2.映画への期待感の高まり
• 映画の公開情報([09:27]): 編集も大詰めを迎え、2025年11月16日にはロケ地である豊橋市で一般公開の完成試写会が予定されているとのこと。
このトークショーからは、単なる映画の宣伝ではなく、制作チームが「本物」を追求する情熱と、奇跡的なロケ地との縁、そしてキャストが役柄に魂を込めて向き合う真摯な姿勢が強く伝わってきました。
• アクションの質([10:25]): アクション監督を務める白善哲さんが、『トラバース1』では満足しなかったのに対し、『トラバース2』では「凄いものができた」と絶賛している点から、アクション映画としての完成度への期待が高まります。
3.「本物」を追求した親子の絆
映画のテーマの一つである「父と娘の愛情の物語」にこだわり、本物の関係性を築くことに徹底的にこだわっている点に感動しました。
• 「ダイヤモンド」のキャスティング([15:25]): ヒロイン役の選考では、「命をかけて護れる親子になれるか」を基準に約2000名もの候補から妥協せずに選び抜き、中野さんを「マイダイヤモンド」と表現しています。
• 実生活での役作り([17:32]): 中野咲希さんは実の娘ではありませんが、役柄と同じように撮影外でもお互いを「お父さん」「里菜」と呼び合い、豊橋に来て一緒に食事やYouTube撮影をすることで、本当の親子の絆を深めていったそうです。この私生活からの積み重ねが、映画の中での愛情物語にリアリティと深みを与えていると感じました。
(後編)
〇動画の中では以下のような内容で語られています。
1.親子役の強い絆とキャスティング
• ヒロイン決定の瞬間([00:27]): 田部井さんは、中野さんに会った瞬間、「里菜役にあなたは決定です」と運命的に決まったそうです。田部井さんの作品にかける熱量が凄まじく、圧倒されたと語っています。
• 撮影中の心構え([02:45]): 田部井さんは撮影中、特にアクションシーンの際は、休憩時間にも常にスタッフに「里菜はどこにいる?」と確認し、娘役の中野さんの安否を気にかけていたと語り、「娘を護る」という役柄の姿勢がリアルであったことを示しました。
• 「背中で見せる」ラストシーン([08:09]): 田部井さんは、前作を超える親子愛の絆を、最後のシーンで「背中で見せないといけない」という点にこだわり、過酷な撮影を乗り越えたその絆が映画のラストに凝縮されていると語っています。
2.過酷な撮影環境と裏話
• 厳しい撮影条件([03:47]): 撮影は3月に行われ、倉庫のような場所で砂埃が舞う中、1日に15〜16時間にも及ぶ過酷なものでした。太陽の光も入らず、非常に寒かったそうです。
• 意外な苦労([04:48]): 映像には映らないシビアな問題として、ロケ地には近くにお手洗いがなく、スタッフが車で移動しなければならないほどだったという、苦労話が明かされました。
3.豊橋オールロケとこだわりの要素
• 豊橋オールロケ([10:05]): 今作は豊橋市でのオールロケであり、キャベツ畑など地元の風景が使われていることが紹介されました。
• 空手アクションのリアリティ([11:47]): 田部井さんの空手は、競技としての空手ではなく、身近にあるものを武器にして身を護る「術」としてのオリジナルの空手であり、対戦相手も武術を習っている人々で、徹底的に「本物」にこだわったことが説明されました。
• 映画に登場する「とよっすい」([07:01]): 豊橋市の水道水「とよっすい」が映画に登場することも、地元のこだわりとして挙げられました。
• 浄水場での撮影([12:55]):今回のロケは、上下水道局内でも行われましたが、本来は絶対に入れていただけない場所であったため、監督も大変喜んでいたそうです。
4.公開情報と観客へのメッセージ
• 公開日([17:16]): 映画は2025年11月21日からスタートし、豊橋市では11月16日に完成披露試写会が予定されています。
• 鑑賞を呼びかけ([18:13]): 田部井さんは、映画がアクション映画でありながら、根底には父と娘の愛情の物語があるとして、「お父さんと娘さんでぜひ劇場にお越しいただきたい」と強くメッセージを送りました。
• アンバサダー任命([19:16]): トークショーの来場者全員が映画のアンバサダーに任命され、映画にも登場する「とよっすい」とオリジナルキーホルダーがプレゼントされました。