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民間事業者からの提案内容を紹介します(令和6年度広報とよはし8月号掲載)
民間事業者からの提案内容を紹介します(令和6年度広報とよはし8月号掲載)

経緯

 本市では、豊橋公園の東側エリアに、市民のスポーツ大会やプロスポーツ、コンサート開催が可能な多目的屋内施設やテニスコート、市民の憩いの場となる芝生広場、こども広場、イベントも開催できる多目的広場などを一体的に整備していきます。
 これに合わせ、まちなかの施設やイベントとの連携などにより、地域活性化や新たなにぎわい創出を目指します。
 令和6年5月末、各専門分野の有識者から構成される事業審査委員会において、「TOYOHASHI Next Park グループ」の提案が最優秀提案として選定され、令和6年6月28日に基本協定を締結しました。

 今後、令和6年9月末(予定)の特定事業契約を経て、令和9年9月(予定)の多目的屋内施設完成に向け、魅力的な事業となるよう進めてまいります。

施設概要

  豊橋公園東側エリア外観イメージ
区分  施設名  概要
 多目的屋内施設 メインアリーナ

・トップレベルのプロスポーツや大規模なコンサートに対応できる最新の大型ビジョンや音響設備などにより、臨場感のある、ここでしかできない観戦・鑑賞体験を提供

・バスケットコート3面利用可能

・観覧席数

 プロスポーツ開催時 5,073席

 (バスケットコート中央一面の場合)

 コンサート開催時 5,196席

 (エンドステージの場合)

・VI Pルーム、ラウンジによるおもてなしの空間

・施設内部まで大型車両やフォークリフトが入り搬出入ができ、各種展示会の開催や、災害時に物流拠点への転用が可能

サブアリーナ

・バスケットコート2面利用可能

・観覧席数 208席

武道場

・柔道、剣道、空手道、日本拳法など6面利用可能

・観覧席数 200席

弓道

アーチェリー場

・弓道は、近的12人立/遠的6人立

・アーチェリーは、50mまで可能

その他 ・多目的室兼会議室、トレーニングルームなど
公園施設 多目的広場 ・グラウンドゴルフ、ゲートボールなどのレクリエーションスポーツや多様なイベントが開催できる多世代が集い交流する空間として整備
こども広場 ・乳幼児用の遊具や障害の有無にかかわらず全ての子どもが一緒に遊べるインクルーシブ遊具、シンボル性のある児童遊具を整備
芝生広場 ・現在の豊橋球場芝生席の起伏を活かした緩やかな斜面と平地を備え、日常的な憩いの場や遊び場、また多目的屋内施設へスムーズにアプローチできる広場として整備 
園路 ・一部が回遊型のランニングコースとしても利用可能
テニスコート ・軟式・硬式どちらにも対応した全天候型の砂入り人工芝コートを16面整備
・日除け機能を設けた観覧席を整備
相撲場 ・土俵1面(観覧席あり)
・テニスコート利用者の更衣室等を併設
駐車施設 ・公園利用者用の駐車場 約400台
・ICT等の活用による駐車場管理を実施
・公園利用者用の駐輪場を整備

高機能アリーナと都市公園を核とした地域の活性化と持続的な成長を実現

 事業審査委員会では、施設運営に関して、愛知県新体育館などと連携し、大型の興行誘致やライブビューイングなど多様な興行を開催することにより、収入の最大化と運営コストの合理化を実現し、市の運営・維持管理費用を軽減する点などが特に高く評価されました。

多目的屋内施設に関する提案の主なポイント

多目的屋内施設内観イメージ(メインアリーナ:プロスポーツ)

多目的屋内施設内観イメージ(メインアリーナ:音楽ライブ)

新たな観戦・鑑賞体験の提供

・市民大会からプロスポーツ、音楽興行など多様なイベントに対応可能なフロアサイズで、臨場感や一体感を創出します。

・次世代通信インフラや、最新の大型ビジョンなどの高機能設備を充実させることで、愛知県新体育館などと連携した大型の興行誘致や、サテライト会場として人気アーティストのライブビューイングなど、多様な興行やイベントを開催します。

・個人・団体利用から法人利用まで、幅広い利用者のニーズを想定し、全ての来場者が「また訪れたくなる」ホスピタリティサービスを提供します。

市民の「する」スポーツを促進

・メインアリーナにおいては、プロスポーツや音楽興行などのイベントだけでなく、アマチュアスポーツ大会など、市民の皆さんにも利用いただけます。

・多様なスポーツ教室の開催など、市民の「する」スポーツの促進や、地域の特色を活かしたイベントの開催など、豊橋公園の魅力を向上させる取り組みを行います。

公園施設やまちなかのにぎわい創出に関する提案の主なポイント

その他イメージ図

自然と調和し、誰もが快適に利用できる公園施設

・既存の樹木に配慮するなど、公園環境を保全するとともに、歴史・文化などを踏まえ周辺と調和したデザインとします。

・多目的屋内施設のアプローチまでの一体的な広場の形成など、公園内の回遊性やにぎわいを創出する配置・動線とします。

・障害者等の利用に配慮したアクセス計画など、誰もが利用しやすい施設とします。

防災活動拠点への機能転換

・災害時には防災活動拠点への円滑な機能転換が可能です。

周辺環境への配慮

・ICT等の活用により、周辺道路の交通環境に配慮しつつ、公園利用者の利便性の向上を図ります。

まちなかとの連携

・まちなか商店街と連携したイベントの実施など、まちなかのにぎわいや、回遊性を生み出す仕掛けづくりをします。

今後のスケジュール

令和6年9月  事業者と特定事業契約の締結予定
令和9年9月  多目的屋内施設の整備完了予定
令和11年3月  豊橋公園東側エリア内におけるその他の公園施設の整備完了予定   

豊橋公園等整備に合わせたまちなかのにぎわい創出に向けた取り組み

 多目的屋内施設の完成を見据え、本市としては、駐車場施策や移動手段確保をはじめ、市民・来訪者の利便性やまちなかエリアの回遊性を向上させるなど、まちなかのにぎわい創出につなげるさまざまな取り組みを行っていく予定です。

令和6年度実施予定の事業

・まちなかの駐車場空き状況やイベント情報などを一元的に発信する実証実験(愛知県スマートシティモデル事業)

・豊橋駅からまちなかを周遊する自動運転バス実証運行(国の自動運転社会実装推進事業)

 

※イメージ図も含め、掲載内容は提案の一部であり、今後、整備内容は変更となる場合があるほか、既存の樹木や背景は実際のものと異なる場合があります。

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