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自然公園について

自然公園とは

 愛知県は、美しい山河、変化に富んだ海岸線など優れた自然景観に恵まれています。こうした地域を保護し、末永く後世に引き継ぐとともに、誰もが野外レクリエーションを楽しみ、動植物や地質などの自然を学ぶことができるように指定したのが自然公園です。自然公園の区域には多くの野生動植物が生息・生育しており、生物多様性の保全に重要な役割を果たしています。

 日本の自然公園は、土地の所有に関係なく地域を指定し、一定の公用制限のもとで風景などの保護を図る形態をとっています。しかし、地域内では林業や農業等が営まれているなど、自然公園であると同時に産業の場であり、生活の場でもあります。

 したがって、景観や生物多様性の保全のためには、公園内にある国民の財産権及び各種の産業との調整を図るため、建築物の新築や土地の形状変更など一定の行為を行う場合は、許可、届出等の手続きが必要となります。

豊橋市域の自然公園

 自然公園には、国立公園、国定公園、県立自然公園の3種類があります。

 豊橋市域では「三河湾国定公園」と「石巻山多米県立自然公園」の2つの自然公園が指定されています。

三河湾国定公園

 三河湾国定公園は、太平洋から伊勢湾、三河湾の海岸地域を中心に広範囲に指定されています。昭和33年に指定され、県内にある自然公園のうち最も歴史が古い自然公園です。

石巻山多米県立自然公園

 石巻山多米県立自然公園は、静岡県との県境を走る弓張山系一帯の地域が指定されています。石巻山頂の石灰岩地帯植物群落や葦毛湿原のように植物学上貴重なものも多くみられます。

 ※区域図については、マップあいち(外部リンク)をご覧ください。

 ※区域の詳細については、愛知県東三河総局環境保全課または豊橋市役所環境保全課へお問い合わせください。

規制を受ける行為

 自然公園は、地域の自然環境を守る観点から、特別地域(特別保護地区、第1種特別地域、第2種特別地域、第3種特別地域)、普通地域に区分され、地域ごとに規制を受ける行為が定められています。

 【根拠法令:国定公園…自然公園法、県立自然公園…愛知県立自然公園条例】

 ※詳しくは、愛知県のホームページ(外部リンク)をご覧ください。

手続きについて

 提出書類は豊橋市役所環境保全課へ2部ご提出ください。

 届出様式ついては、愛知県 環境部届出様式一覧(外部リンク)をご覧ください。

 ※申請書等の提出は、2営業日前までにあらかじめ電話にて予約の上ご来庁ください。

  なお、予約状況によってはご希望に添えない場合がございます。