豊橋市の北部地域は、弓張山地の麓から豊川に向かうなだらかな丘陵地に、栽培面積日本一の柿畑が広がっており、東部丘陵の山並みや点在する集落とともに、のどかな里山の景観を作り出しています。こうした豊かな自然や農地は、地域の貴重な財産となっています。
現在、スマートICの整備を契機として自然や農地と調和を図りながら、地域の活性化に向けて、まちづくりを進めているところですが、スマートICの開通は、企業立地の期待も高まる一方で、好ましくない土地利用を招く可能性も否定できず、無計画・無秩序な開発は、農地や自然の破壊、景観の悪化を招き、住環境や、私たちが目指すまちづくりにおいて、悪影響を及ぼす可能性があります。
そのため、西郷校区自治会、北部地域活性化委員会及び豊橋市の3者は、「乱開発」すなわち「無秩序な企業立地や好ましくない土地利用」の抑止に向けて、互いに連携しながら取組みを進めいくこととしています。
豊橋新城スマートIC周辺地域の乱開発抑止に向けた共同宣言
豊橋市が中日本高速道路株式会社や新城市と整備を進めてきたスマートインターチェンジ(以下、「スマートIC」という。)の名称が「豊橋新城スマートIC」に決定し、先日公表されました。
豊橋市初の東名高速道路ICの開通により、交通の利便性が格段に向上し、スマートIC周辺では企業立地のニーズが飛躍的に高まることが期待されます。
この好機を最大限に生かしながら地域活性化を図るため、豊橋市は、地域住民の方々と連携し、スマートIC周辺において、柿畑をはじめとした農地や、吉祥山や弓張山地などの豊かな自然環境と調和のとれたまちづくりを進めており、令和6年3月に「豊橋新城スマートIC(仮称)周辺土地利用構想」を、令和7年7月に「豊橋新城スマートIC(仮称)周辺土地利用計画」を策定しました。
スマートICの開通は、無秩序な企業立地や好ましくない土地利用を招く可能性も否定できず、農地や景観の保全、住環境の維持、さらにはまちづくりの実現への悪影響が懸念されます。
そこで、私たちは、目指すまちの姿の実現に向けて、地域の貴重な資源である次郎柿の産地と里山の景観を次世代に引き継ぐため、連携して乱開発抑止に取り組むことをここに宣言します。
令和8年3月27日
取組内容.pdf( 228KB )