背景色 文字
本文へ移動
メニューへ移動
花しょうぶまつり
令和5年度の花しょうぶまつりは終了しました。

花しょうぶ開花状況 


豊橋市の観光の公式インスタグラムからの写真です。@toyohashi_kanko

賀茂しょうぶ園の概要

賀茂しょうぶ園は、観光開発事業として、昭和43年に賀茂神社所有地および市有地6,300平方メートルを対象に整備を始め、昭和45年に開園しました。昭和53年から夜間照明を設置、昭和63年には東側にハナショウブ園の拡張、設備の拡充を行いました。

  • 面積 9,900平方メートル
  • ハナショウブ園面積 3,700平方メートル
  • 植栽品種 江戸系、伊勢系、肥後系 3系統300種 37,000株
賀茂しょうぶ園の花しょうぶ

花しょうぶはアヤメ科の植物で、野生のノハナショウブを原種とする、純国産の園芸植物です。栽培の起源は明らかにされていませんが、各地に自生するノハナショウブの中から花の色や形に変化のあるものを探し出して栽培が盛んになったのは江戸時代のことで、育成地ごとに独特の系統(江戸系、伊勢系、肥後系)が生まれました。

  • 江戸系

江戸を中心に発展したもの。花弁に隙間があって三英咲き(大きな3枚の花弁がある花を三英咲きといいます。ハナショウブの基本的な形です。)が多く、江戸系は主に庭園に群生させて総合的な美しさを鑑賞するのに良く、栽培も容易です。

  • 伊勢系

伊勢の松坂を中心に改良されたもので、花弁が深く垂れた、ちりめん地の三英咲きのものが多く、繊細な美しさにあふれています。

  • 肥後系

江戸系を肥後(熊本地方)でさらに改良を図ったもので、豊大な六英咲きが多く、力強く豪華な感じがします。葉と花茎のバランスも良く、室内鑑賞に向きます。