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アカミミガメ(は虫類・県指定移入種)

アカミミガメ(は虫類・県指定移入種)

※豊橋市では平成25年7月1日~10月31日まで、市民参画型外来生物調査「親子で調査!外来生物アカミミガメ見つけ隊!」の隊員(調査協力者)を募集し、その集計結果が取りまとまりました。
また、「とよはしアカミミガメマップ」を作成しました。
詳しくは、こちらまで→アカミミガメ見つけ隊ページへ


 アカミミガメ(ミシシッピアカミミガメ)は、地域の生態系に影響を及ぼす恐れがあるものとして、愛知県自然環境の保全及び緑化の推進に関する条例により移入種として指定されています。

 ※外来生物法についての詳細は、
    こちらをご覧ください⇒『日本の外来種対策』(環境省ホームページへリンク)

アカミミガメとは

 中南米原産の陸ガメで、成体は20~30cm程度あり、目の後ろ側に赤い帯状の斑(模様)があります。雑食性で頑健であり汚染にも強く、また繁殖力も旺盛です。幼体は「ミドリガメ」の名称で販売されており、小さいうちは飼育が簡単ですが、20~40年ほど生き続け、かつ攻撃的になるため、飽きられたり持て余されたりしやすく、マナーの悪い飼い主が遺棄するケースもあります。
現在では多くのため池や水辺などで単体あるいは集団で確認されています。

生態系に関わる被害

 イシガメなど在来のカメの生育場所を奪ったり、さまざまな生物を捕食する広食性であるため、植物、魚類、両生類や甲殻類等の生息環境に大きな影響を及ぼすことが考えられます。

人の生命又は身体に関わる被害

 人に対する危害はほとんどありませんが、足のツメが長いため、捕まえた時の引っ掻き等の被害が想定されます。

備考

アカミミガメ

アカミミガメ(環境省HPより)
※頭部に赤い斑(模様)があります

  • アカミミガメやその幼体の「ミドリガメ」を飼養する際は、その性質を十分理解した上で、生涯責任を持って飼うようにし、生態系の保全のためにも、絶対に捨てないでください。
  • カミツキガメと間違わないよう、こちらもご参照ください → カミツキガメ(は虫類・特定外来生物)