豊橋市では、外来生物「アカミミガメ(幼名:ミドリガメ)」についての市民参画型「親子で調査!外来生物アカミミガメ見つけ隊」の隊員(調査協力者)を募集し調査しました。その集計結果とこれを基に地図展開した「とよはしアカミミガメマップ」を作成しました。
調査時期など
時期 |
平成25年7月1日~10月31日 |
対象者 |
豊橋市内在住の小学生以上の親子 |
対象区域 |
豊橋市内全域 |
調査方法 |
豊橋市内で確認できた野生のアカミミガメを撮影し、専用ホームページより投稿ほか |
調査隊員数 |
41隊員(目撃情報投稿数) |
結果
○目撃場所 |
アカミミガメ目撃投稿写真(市民提供) |
河川 |
15件(37%) |
水路 |
11件(27%) |
池 |
6件(15%) |
畑、水田 |
3件( 7%) |
道路等 |
6件(15%) |
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○用途地域 |
市街化調整区域 |
25件(61%) |
市街化区域 |
16件(39%) |
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※詳しくはこちらをクリック→結果及び「とよはしアカミミガメマップ」(PDFファイル/755kb)
まとめ
人目につきやすい水域(河川・水路等)や住宅街近くの道路上など、身近な生活場所付近における目撃情報が多く、生息範囲が広いことが確認できました。 |
アカミミガメの特徴
中南米原産の陸ガメで、目の後ろ側に赤い模様があります。
大きくなると20~30cmぐらいになります。
雑食性で汚れにも強く、卵をたくさん産みます。人に対する危害はほとんどありません。
20~40年ほど生き続けます。
アカミミガメの子供は「ミドリガメ」という名称で販売されていることがあります。
クサガメなど在来のカメの”すみか”を奪うなど、生態系に大きな影響を与えると言われています。
もしアカミミガメを飼う場合は、その性質を十分理解した上で飼うようにし、絶対に捨てないでください!!
在来のカメと比べてみよう!
名前 |
アカミミガメ(外来生物) |
ニホンイシガメ(在来生物) |
クサガメ(在来生物 ※) |
写真 |
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特徴 |
頭部の赤い模様が目立つ |
頭部に目立った模様がない
甲羅は黄土色~茶褐色 |
頭部は黄色の筋模様のみ
甲羅に3本の隆起線(キール)がある
※過去に外部から持ち込まれたことから在来生物ではない、という説もあります。 |
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