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メリケントキンソウ

メリケントキンソウ(キク科植物・法令による特定外来生物等の指定なし)

※外来生物法についての詳細は、
    こちらをご覧ください⇒『日本の外来種対策』(環境省ホームページへリンク)

メリケントキンソウ(Soliva sessilis Ruiz.et Pav.)とは

 南米原産のキク科の1年草で、 全高5cm程度で、地をはうように生えます。4月から5月ごろに花を咲かせ、6月から7月ごろにかけ 約2mm程度のトゲのある堅い実をつけます。
繁殖力が強く、公園、芝生、道路脇などの日当たりのよい場所に生息し、現在では、和歌山県、鹿児島県、広島県、静岡県など、全国各地に生息しています。
 豊橋市内では、一部の公園の芝生などで確認されています。

人体に関わる被害

 約2mmの堅い実にトゲがありますので、手をついたり裸足で歩くなどした場合、 そのトゲが刺さりケガをすることがあります。また、靴で踏むと、靴底にトゲが刺さったまま移動することになり、本人の意思に関わらず生息域を拡大させてしまう場合があります。
 なお、メリケントキンソウに毒はありません。
 
 

駆除方法

 人力での抜き取り、刈り払いのほか、可能な場所では薬剤(芝生内で生育しているところでは、芝生を枯らさない選択性のあるものを使用)による駆除方法があります。

備考

メリケントキンソウ
メリケントキンソウ

(写真提供:瀧崎吉伸氏)

 駆除については、各施設管理者の責任において適切に実施いただきますようお願いします。
 開花時期(4月から5月)より前の時期に駆除を行うと効果的です。抜き取り、刈り取りで駆除した後は、拡散しないように袋で密封し、もやすごみとして持ち出ししてください。
 生態系の保全のためにも、外来生物の駆除にご協力ください。