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◆スポットの概要
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賀茂神社は、古い歴史を持つ神社で、県指定有形文化財の本殿をはじめ様々な文化財があります。
- 神社の入口には賀茂しょうぶ園があり、神社境内には針葉樹と照葉樹からなる鎮守の森があります。
賀茂神社 境内
◆観察のポイント
歴史ある神社と鎮守の森、周辺の水田、柿畑による里地の風景をみることができます。
植物
賀茂神社の鎮守の森
鎮守の森として、古くから人々に大切にされてきた森で、スギやヒノキなどの針葉樹やシイなどの照葉樹が生育しています。
ハナショウブ
しょうぶ園が整備されており、約300種類のハナショウブが植えられてます。開花の最盛期にあたる6月には花しょうぶまつりが開催されます。
花しょうぶまつり
動物
平地の鳥類
周辺の水田地帯では、一年を通してケリやコサギなどの水鳥を見ることができます。5~10月頃は、チュウサギ、ヒクイナ、コシアカツバメを観察できます。冬には、本市では珍しいニュウナイスズメの群れが越冬し、ノスリやチョウゲンボウの姿もよく見かけます。
チュウサギ
◆スポット保全のためのポイント
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賀茂神社は、古い歴史を持つ神社として、歴史的環境の保全に努めましょう。
- 多くの市民が参拝などに訪れるので境内の環境美化に努めましょう。
- 道を外れて、周辺の水田や柿畑などの私有地に踏み入らないようにしましょう。
- 現地の生態系の保全のため、外部から動植物を持ち込まないようにしましょう。→ 「外来生物について」はこちら
◆アクセス
常設の公共交通機関はありませんが、花しょうぶまつり期間中(毎年5月下旬~6月中旬ごろ)は、臨時直行バスが運行されます。詳しくはこちら →
「花しょうぶまつり」
[地図]