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業務改善運動/令和2年取り組み結果

令和2年度業務改善運動

取組結果をお知らせします

◇改善事例報告数・・・117件

優秀表彰事例

区分 受賞課名      改善内容と効果

MVKグランプリ

(Most Valuable Kaizen)

資源化センター

焼却炉用薬品の選択肢の拡大

 焼却炉の運転に使用する薬品(排ガスや灰に混ぜ、有害物質が放出されないようにする薬品)について、安定的な供給先を確保し、薬品費の削減を目的として、代替可能薬品を模索した。

 代替薬品の選定にあたっては、薬品メーカーにヒアリングを行うとともに、実証実験を行い、焼却炉への影響や排ガスや灰の成分を確認し、最適な薬品配合率や添加量を決定した。

 代替可能薬品を選択できるようになったため、薬品費について約5,600万円(年間換算)を削減することができ、大幅な経費節減につながったほか、薬品の供給先が増えることで安定的な供給を受けられるようになった。

MVK準グランプリ 福祉政策課

社会福祉法人現況報告書及び、決算チェック業務の効率化

 毎年度社会福祉法人より提出を受ける現況報告書と決算のチェック業務について、短期間に業務が集中しているため職員の負担が大きく、提出後時間がたってから法人に再提出を依頼することもあったため、法人に負荷がかかる場合があった。

 そこで、事務手続き全体を見直し、法人からの提出書類を簡素化したほか、エクセルにより決算書類チェックの自動化や決算書類から社会福祉法人台帳を自動で抽出・作成できる仕組みを構築した。この取組により法人の負荷軽減につながったほか、チェックなどの自動化により約100時間を削減でき職員の負担が大幅に減少し、事務ミスの減少にもつながった。

MVK準グランプリ

動植物園  

モバイル端末を活用した飼育日誌のデジタル化と情報共有の効率化

 飼育担当者は飼育動物を日々確認し、その状態を記録するため事務所で紙の様式に記入して飼育日誌を作成しているが、日誌は獣医が確認後、保存のため手入力でデータ化しており、二度手間が発生していた。 

 そこで、動物の情報をSNSで発信するために各飼育員に配布されているモバイル端末を活用し、端末から飼育日誌を直接デジタルデータで入力できるシステムを構築し、入力データを獣医室に集約、一元管理できるようにした。この取組により事務の効率化を達成できたほか、モバイル端末の活用機会が増えたことで、飼育担当者しか見ることが出来なかった動物の表情などのtwitterをはじめとするSNSでの発信が増え、動物園の魅力や情報の発信力の向上にもつながった。