インターネット上の人権侵害
インターネットは、だれもが自由に情報へアクセス、発信し、交流を深めることのできるツールです。
しかしながら匿名性の高さにより、悪用されることや思わぬトラブルを招くことがあります。
・個人や著名人に対する誹謗中傷
・名誉やプライバシーの侵害
・差別を助長する表現の掲載
・ネットによるいじめ
・リベンジポルノ etc.
こうした人権に関わる様々な問題が発生しており、これらは重要な人権侵害と言わざるを得ません。
一度発信された言葉や情報は簡単に消去できません。
相手の立場を尊重し、思いやりのあるインターネットの使用を心がけましょう。
インターネット利用に関する資料
インターネットの使い方について、そのリスクや相談先などを紹介している
パンフレットです。個人で、家庭で、改めてインターネットの使い方を考えてみましょう。
- 「あなたは大丈夫?―考えよう!インターネットと人権―」<四訂版>(令和4年度)

あなたは大丈夫?―考えよう!インターネットと人権―《前編》.pdf( 7208KB )
あなたは大丈夫?―考えよう!インターネットと人権―《中編》.pdf( 5205KB )
あなたは大丈夫?―考えよう!インターネットと人権―《後編》.pdf( 7380KB )
【企画:法務省人権擁護局 制作:公益財団法人人権教育啓発推進センター】
安心・安全なインターネット利用ガイド
総務省は、安心・安全なインターネット利用に関する啓発を目的とした新たなウェブサイト
「上手にネットと付き合おう!~安心・安全なインターネット利用ガイド~」を公開しています。
サイトでは、①未就学児・未就学児の保護者、②青少年、③保護者・教職員、④シニア全世代に向けて、
インターネットの安心・安全な利用に係る充実したコンテンツを掲載しています。
「SNS等の誹謗中傷」や「インターネット上の海賊版対策」といった内容を「特集」として掲載して
いる他、イラスト等を用いて分かりやすく解説するとともに、パソコンだけでなくスマートフォンでも
閲覧しやすくなっております。ぜひ様々な場面で広くご活用ください。
総務省 「上手にネットと付き合おう!~安心・安全なインターネット利用ガイド~」(外部リンク)
インターネット上で人権侵害にあってしまったら
インターネット上に自身の個人情報や誹謗中傷の書き込み・画像、もしくは違法・有害な情報
(犯罪行為の誘引、児童ポルノなど)などを見つけた場合、その情報の削除を
要請することができます。
- プロバイダへの削除要請
被害者は、プロバイダ、サーバの管理・運営者などに対し、発信者の情報の開示を請求したり、
人権侵害情報の削除を依頼することができます。
- 被害者自身での削除要請が困難な場合やどうしたらよいかわからない場合
被害者が自ら削除を求めることが困難な場合は、最寄りの法務局(名古屋法務局)にご相談ください。
法務局では、人権侵害情報の削除依頼の方法について助言を行うなど、相談者ご自身が被害の回復を
図るための手助けをします。
また、相談者ご自身で削除を求めることが困難な場合や相談者からの削除依頼にプロバイダなどが応
じない場合などには、法務局が、プロバイダなどへの削除の要請を行います。
法務局からの削除要請は、インターネット上の情報について法務局が調査を行い、名誉毀損やプライ
バシー侵害などの人権侵害に該当すると認められる場合に行います。
相談窓口はこちらをご覧ください。
相談先に迷ったときはこちらを参考にしてください

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