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「とよはしの匠」平成12年度認定者

くすのき賞
林 雄三氏
鋳造・肉盛溶接・溶射/株式会社大岩
林 雄三氏

プロフィール

昭和45年に溶射・歯車・鋳造の専門メーカーとして創業。
高度化する機械設備、部品の長寿命化に対応するため、使用環境に応じて効果的な材料を選択し、適切な溶射、肉盛溶接による溶射品の製造や、靭性が高く焼入性に富んだ鋳鉄と焼入技術の開発による安価で耐久性のあるウォーム歯車の完成など、氏の長年の鋳造経験の上に成り立つ技能技術は、地域業界の発展にも貢献されています。

選考の評

林氏は、鋳造並びに肉盛溶接に卓越した技能を有しています。その技と長年の経験を生かした先進の金属溶射の技術が評価されました。
溶射とは機械部品などの表面に溶融した金属粒子を吹きつけて被覆を行う方法で、耐熱性、耐磨耗性、耐蝕性に優れた機械部品を作ります。薄くて均一な皮膜をつくるためにはフレーム溶射機やプラズマ溶射機などの高度な装置と熟練の技が必要で、林氏ならではの独創性を発揮して、その事業化に成功していることが高く評価されました。



つつじ賞
淺倉高月
畳職・内装施工/淺倉畳店
淺倉髙月氏

プロフィール

祖父の18番目の従弟として畳製造を伝承されている1級技能士の職人。
一般畳の製造のほか、有職畳の製造までをも手がけ、豊橋市二川宿本陣の復元工事や各寺院の畳内装仕上げにおける伝統的技法の研鑚に努めています。また、畳の寸法取りでは、割本法を基本として三四五法・一畳本法・十字本法を数学的に説明・普及するなど、畳工の技能の指導と向上にも貢献されています。

選考の評

淺倉高月氏は、一般の畳の他、寺院などで使われる有職畳製作について優れた技を有し、様々な畳製作に関する技法について精通しています。また、製畳前の重要な作業である寸法取りについて、三四五法、一畳本法、十字本法などの科学的寸法取りの技に卓越し、その技法を広く同業者に伝授して、業界の発展のために尽力しています。
一方、抜きん出た技により、二川宿本陣などの伝統建造物の修復にも貢献されていることが高評となりました。