リトアニア共和国パネヴェジス市との交流
パネヴェジス市の概要 |
人口
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9万1千人(2023年統計)
(リトアニアで5番目に大きい都市)
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面積
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約50km 2 |
位置
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リトアニア共和国の中心に位置し、バルト地域の2つの首都ビリニュス(リトアニア共和国の首都)とリガ(ラトビア共和国の首都)の中間にある。その地理的優位性から、他のリトアニアの都市を結ぶ重要な役割を果たしているほか、バルチカ高速道路がスカンジナビア半島や西ヨーロッパの国々ともつながっている。 |
経済、産業
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3,000余りの会社が拠点を置き、自動車及びオートバイの卸売業、小売業、修理業が最も多くを占めている。パネヴェジス市への外国からの投資は増えており、ノルウェーの工業団地は、リトアニアで唯一、パネヴェジス市にある。 |
施設・観光資源
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ライスヴェス広場(市の名前の由来となるネヴェジス川の旧河川敷)、人形劇、アートギャラリー、ガラス工房、CIDO(シド)アリーナ(スポーツ競技、イベント等に使われ、インナーサークルが設けられているのが特徴)など。
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パートナーシティ提携に至る経過
2016年(平成28年)
- 豊橋市がリトアニアのホストタウンとして登録される。
2017年(平成29年)
- リトアニアから留学生を迎える。
- 豊橋市長を団長とした友好訪問団がリトアニアを訪問し、オリンピック・パラリンピック競技大会に向けたトップセールスを実施。
- パネヴェジス市友好訪問団が来豊し、豊橋まつりのオープニングに参加。リトアニアのPRブースを視察。
2018年(平成30年)
- 豊橋市長を団長とした友好訪問団がパネヴェジス市を訪問し、今後の交流について検討の準備を行う旨の覚書を締結。
- パネヴェジス市友好訪問団が来豊し、豊橋まつりへの参加や豊橋技術科学大学など市内施設を視察。
2019年(平成31年/令和元年)
- 本市にてリトアニア・パラリンピック選手団の事前合宿が行われる。
- 豊橋市長を団長とした友好訪問団がパネヴェジス市を訪問し、6月27日にパートナーシティ協定書に調印。
交流の経緯
2019年(平成31年/令和元年)
2020年(令和2年)
- 「リトアニアリネンを使ったマスク」の販売
- ドイツ・リトアニアPRフェアを開催
2021年(令和3年)
- 東京・神田明神にてリトアニアデーイベント
- ドイツ・リトアニアPRフェア(2回目)を開催
- リトアニア語翻訳家の木村文さんが『ちいさな ちいさな』を本市へ寄贈
2022年(令和4年)
- リトアニア語翻訳家の木村文さんが『シベリアの俳句』と『へびの王妃エグレ』を本市へ寄贈
- 駐日リトアニア大使のオーレリウス・ジーカス大使が来豊
- 日本とリトアニアの友好関係100周年を記念して、『シベリアの俳句』イラストレーターのリナ板垣さんと翻訳家の木村文さんによる講演会を開催
パネヴェジス市の様子
●リトアニア・パネヴェジス市について.pdf( 564KB )
●2019年友好訪問団報告書
<友好訪問団(パネヴェジス市役所前)> <友好親善市民訪問団(調印式)>
<リトアニア民族楽器 カンクレス> <パネヴェジス市人形劇場>
最近の出来事
日本リトアニア友好関係100周年記念『シベリアの俳句』からリトアニアを知る講演会開催
2022年12月12日、まちなか図書館で、駐日リトアニア共和国大使館後援の講演会を開催しました。

スピーカーは、リトアニアから来日したイラストレーターのリナ板垣さんと、リトアニア語翻訳家の木村文さんです。
板垣さんがイラストを描いた『シベリアの俳句』は、1940年代に実際に起こったソ連による大勢のリトアニア人のシベリアへの強制移送をテーマにした作品です。以前、木村さんのご尽力により豊橋市内の中学校と図書館に寄贈いただきました。
講演会では、本の主人公であるアルギスのモデルとなった、リトアニア出身の作家ユルガ・ヴィレさんのお父様の写真が出て来たり、板垣さんがリトアニア語で朗読したりと、ここでしか聴けない貴重なお話が盛り沢山でした。会場では、満員のお客様が熱心に耳を傾け、質問も沢山出ました。
講演会にお越しくださった皆様、そして多文化共生・国際課のインスタグラムからインスタライブ(生配信)をご視聴くださった方々、ありがとうございました。