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牛海綿状脳症(BSE)対策

BSE検査

BSE検査
BSE(牛海綿状脳症)は、BSEプリオンと呼ばれる病原体に牛が感染した場合に、牛の脳の組織がスポンジ状になり、異常行動、運動失調などを示し、死亡するとされている牛の病気です。

国内では平成139月以降、平成211月までの間に36頭の感染牛が発見されましたが、牛の脳や脊髄(せきずい)などの組織を家畜の餌に混ぜないといった規制が行われた結果、平成15年以降に出生した牛からは、BSEは確認されていません。
日本でこれまで実施してきた飼料規制や特定部位(牛海綿状脳症(BSE)の原因となるプリオンが蓄積しやすい部位)の除去・焼却など安全対策の成果が国際的に評価され、平成25年5月、日本は国際機関(OIE:国際獣疫事務局)から、「無視できるBSEリスク」の国に認定されました。
また、国内の牛海綿状脳症(BSE)対策を開始して15年以上が経過し、国内外のリスクが大きく低下したこと及び内閣府食品安全委員会の食品健康影響評価の結果(平成28年8月)を踏まえ、改正牛海綿状脳症対策特別措置法施行規則が平成29年4月1日に施行され、健康牛に係るBSE検査は廃止されました。

BSEについて詳しく知りたい方は

厚生労働省「牛海綿状脳症(BSE)について」