水上ビルを舞台に、市民が書いた初の小説集『ブックトープ豊橋』
ブックトープ豊橋は、まちなか図書館(仮称)のプレ事業である
小説ワークショップに参加した、
小学生を含む幅広い年齢層の市民が書いた小説集です。
荻窪のブックカフェ「6次元」店主ナカムラクニオさんが講師となり、
「水上ビル」の名前で人々に愛される、
豊橋のとてもユニークな場所を舞台にした数々の小説は、
個性の中に、作品への情熱と地域への愛がにじみでる、
心温まる小説集となりました。
- 小説ワークショップを開催後、講師のナカムラクニオさんからメッセージをいただきました。
「豊橋まちじゅう物語化計画」 ナカムラクニオ(6次元)
「豊橋は、街全体が物語みたいだな……!」と思っていました。
しかし、先日初めて小説ワークショップを開催してみて気づいたのは、
本当に街の至る所に「物語の種が落ちていた……」ということです。
歩いていると懐かしいお店や看板がたくさんあり、
ちょっと不思議の国に迷い込んだみたい。
ワークショップに参加した女の子が「水上ビルは、
タイムマシーンです!」と
表現していたのが心に残りました。
街や人は、情報を培養する装置。実は、一冊の本そのものなのです。
歩けば読者が「物語の主人公」になる、
そんな素敵な本の街・豊橋に育ったらいいなと、
つくづく思いました。
『ブックトープ豊橋』で、本と町を冒険しよう!
「ブックトープ豊橋/まちじゅう図書館プロジェクト」は、物語に出てくる場所を巡りながら、
「本」と「町の人々」を巡るための新しい試み。
「視覚」「聴覚」「触覚」「味覚」「嗅覚」の五感で本と町を冒険する実験です。
豊橋を「足で読む」マジカルミステリーツアーへ出かけましょう ≪ナカムラクニオ≫
『ブックトープ豊橋』は、ホームページで、全文を読むことができます。
また、下記の場所で読むこともできます。
@本を読むことができる場所
豊橋市図書館、松山校区市民館、新川校区市民館、
豊橋市役所じょうほうひろば、
まちなかのお店
(水上ビル:はちみつ専門 伊藤食品店、伊藤文具店、
マキタペット、F.I.K hair&beauty
喫茶キャロン、山光青果、K美容院、
その他:cafe&gateaux knohd、ベジモ野菜食堂)
*「ブックトープ豊橋」は、A6判の小冊子ですが、
A5判の手作り冊子の配布もしています。
(豊橋市中央図書館、じょうほうひろば、じょうほうプラザ
穂の国とよはし芸術劇場プラット、市民センター、
まちなかのお店:精文館書店本店、豊川堂書店本店)
※配布は終了しました。