背景色 文字
本文へ移動
メニューへ移動
ケアリーバーへの支援について

ケアリーバーとは

 児童養護施設や里親などの社会的養護のケアから離れた子ども・若者のことをいいます。何らかの理由で保護者と一緒に暮らせない子どもたちが児童養護施設や里親の元で生活をしていますが、高校卒業などのタイミングで自立を求められます。

 厚生労働省では、ケアリーバーの実態を把握するために、令和2年度に全国調査を実施しました。その調査によれば、児童養護施設や里親の元から離れた子ども・若者のうち、51.7%がひとり暮らしをしており、月々の収支バランスが「支出のほうが多い(赤字)」と回答した割合が22.9%でした。

  また「今後利用してみたいサポートやサービス」では、「金銭面に関する支援」が29.0%で最も高く、次いで「住居や食料に関する支援」が26.7%でした。

 豊橋市にも児童養護施設や里親の元を離れて一人で生活する子ども・若者がいます。「誰一人取り残さない」社会を実現し、孤独・孤立を防ぐためにも本市に住むひとり暮らしのケアリーバーを積極的に支援していきたいと考えています。

豊橋市が行う支援について

ケアリーバーを把握している児童相談所や、児童養護施設などと情報共有し、対象者の把握をしていきます。
東三河フードバンクと連携し、希望するケアリーバーに食料を宅配します。
相談先を周知するとともに、家庭訪問等により生活の様子を伺いながら、必要に応じて支援機関と連携して支援を行います。

支援イメージ図