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3D都市モデルについて

豊橋市の3D都市モデルの公開・オープンデータ化について

 これまで都市計画基本図といった2次元地図データを整備してきましたが、まちづくり分野におけるDX(デジタル・トランスフォーメーション)が進む中、本市においても視覚的にわかりやすい3次元地図データである「3D都市モデル」の整備を進めてきました。

 「3D都市モデル」とは、建築物等を3次元で表現した地図に都市計画情報を付与し、都市空間を再現したものであり、豊橋市では令和5年度、国土交通省が3D都市モデルの整備・活用・オープンデータ化を推進する「Project PLATEAU(プラトー)」に参画し、このたび整備が完了しました。

 整備した「3D都市モデル」はオープンデータ化され、誰でも閲覧、ダウンロードができますので、ぜひご活用ください。

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(国土交通省 PLATEAUVIEW3.0を一部加工)

 

3D都市モデルを閲覧する場合は、国土交通省ホームページ(PLATEAU VIEW)からご覧ください。

※PLATEAU VIEWで豊橋市を検索すると見ることができます。

PLATEAU VIEWはこちら(外部サイト)

 

3D都市モデルのデータを活用する場合は、G空間情報センターからダウンロードしてください。

G空間情報センターはこちら(外部サイト)

 

整備内容と整備範囲

 本市の3D都市モデルは、令和5年度に市全域のLOD1を整備し、令和6年度に豊橋駅東側地区のLOD2を整備する予定です。

 LODとは、3D都市モデルに含まれている地物の詳細度を示すものです。

LOD

出典:国土交通省都市局

 

時系列浸水シミュレーションデータの可視化

 3D都市モデルは様々なデータと組み合わせることで、防災、まちづくり、環境、モビリティ、防犯、健康など様々な分野での活用が可能です。

 本市では、3D都市モデルを活用し、豊川における洪水の時系列浸水シミュレーションを3D都市モデル上で可視化しました。

 シミュレーションの結果は国土交通省ホームページ(PLATEAU VIEW)で見ることができます。

 シミュレーションの一部を動画にまとめましたので、ご覧ください。

 

【動画の解説】

 この動画は、豊川の時系列浸水シミュレーションデータを3D都市モデル上で可視化したものであり、豊川左岸BP006地点(下記参照)が破堤した場合に、どのように浸水が到達し、深さが深くなるかを概ね大人の目線の高さでみることができます。

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 ※シミュレーションは、豊橋河川事務所が作成した豊川水系豊川洪水浸水想定のデータに基づき作成しており、地盤高は独自のものを使用しているため、現在の地形と違うところがある場合があります。

 ※浸水が想定されていない区域においても浸水が発生する場合や想定される水深が実際の浸水深と異なる場合があります。

 ※建築物等の高さと浸水位との関係は目安としてご利用ください。

 

 詳しい浸水条件等は国土交通省ホームページ「地点別浸水シミュレーション検索システム(浸水ナビ)」を参照ください。浸水の広がりなどを確認することができます。

 

 整備した3D都市モデルのデータは、誰でもダウンロードができ、活用することが可能です。ぜひご活用ください。 

 3D都市モデルデータのダウンロードはこちら(外部サイト)

 

参 考

3D都市モデルとは

 建築物、道路、土木構造物等の現実の都市に存在する様々なオブジェクトの3次元形状と意味情報をパッケージとして記述した地理空間データです。国土交通省都市局により標準データモデルが定められています。

 これまでの3次元データとは異なり、以下の特徴があります。

 

1.建築物の用途や建築年といった意味情報を保持可能

2.データ連携やソフトウェア連携が円滑

3.自治体保有データから効率的に整備可能

4.地域の課題に応じて保持情報をカスタマイズ可能といった特徴があります。

 

3D都市モデルの提供価値

  • ビジュアライズ(視覚性)
    都市空間を立体的に認識可能となり、説明力や説得力が向上
  • シミュレーション(再現性)
    立体情報を持った都市空間をサイバー上に再現することで、幅広く、精密なシミュレーションが可能
  • インタラクティブ(双方向性)
    フィジカル空間とサイバー空間が相互に情報を交換し作用し合うためのプラットフォームを提供

Project PLATEAUについてはこちら(外部サイト)

3D都市モデルをご覧になりたい方はこちら(外部サイト)

3D都市モデルデータのダウンロードはこちら(外部サイト)