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街路樹/ソメイヨシノ・プラタナス・アメリカフウ・ハクモクレン

街路樹ガイド

ソメイヨシノ(染井吉野)

Prunusx yedoensis cv.Yedoensis ばら科 マップへ

ソメイヨシノ

 全国的に親しまれているサクラの園芸品種で、根は浅根性、樹形は不整かさ形で、植栽土壌は砂~植土を好む落葉高木。野生種のオオシマザクラとエドヒガンザクラの交配種で両種の形質が顕著に表れている。江戸時代末期に江戸の染井村(現在の東京都豊島区)の植木屋で作出され広まった。気象庁発表の「サクラ前線」の基準種。


花の時期 4月
樹高 10~15メートル
主な植栽場所 朝倉川沿い

プラタナス(鈴懸の木)

Platanus スズカケノキ科 マップへ

スズカケの集合果 スズカケの葉
スズカケの実 スズカケノキ
アメリカスズカケの葉 モミジバスズカケの葉
アメリカスズカケノキ モミジバスズカケノキ

 落葉後、実(集合果)が鈴のようにつり下がる様子から「スズカケノキ」と呼ばれ、世界4大街路樹(他にはニレ、ボダイジュ、マロニエ)の一つに数えられる。明治初期、移入された落葉高木で、日本で見られる樹種には、スズカケノキ(西アジア原産)、アメリカスズカケノキ(北米原産)、モミジバスズカケノキ(雑種)の3種がある。モミジバスズカケノキが最もよく植えられている。


落葉時期 10~11月
樹皮の特徴 大きくはがれる。
樹高 15~20メートル
主な植栽場所 湊町

アメリカフウ(紅葉葉楓)

Liquidambar styraciflua マンサク科 マップへ

アメリカフウ

 円錐形の美しい樹形をつくり、街路樹や公園等に多く植えられている落葉高木で、日本には大正時代に渡来している。樹皮は淡黄色でごつごつした感じで、葉先5~7に分かれ、晩秋には紅紫色に紅葉する。別名「モミジバフウ(紅葉葉楓)」。


落葉時期 10~11月
原産地 北米中南部~中南米
樹高 25メートル前後
主な植栽場所 平川町

ハクモクレン(白木蓮)

Magnolia denudata モクレン科 マップへ

ハクモクレン

 日本各地で植栽されている落葉高木で、根は深く、樹形は長かさ形、樹皮は灰褐色。長楕円形の果実は10月に熟し、種子は紅色となる。別名「ハクレン」。


花の特徴

大型(10~15センチ)の白色の花が、葉に先立って枝先に咲く。

花の時期 4月
原産地 中国
樹高 10~15メートル
主な植栽場所 多米東町