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第3次豊橋市環境基本計画

計画の基本的な考え方

策定の背景

 SDGsの採択やパリ協定を受けた脱炭素化の達成に向けた動き、気候変動への適応、地域の特性に応じて資源を補完し支え合い、地域の活力が最大限に発揮される「地域循環共生圏」の提唱をはじめとして国内外の環境を取り巻く状況は大きく変化しています。

 

計画期間 

 計画期間は2021(令和3)年度から2030(令和12)年度までの10年間とします。

 ただし、概ね計画策定後5年を目途として、社会情勢や国の施策などの変化に応じて計画の見直しを行います。

 

計画の目指すもの

基本理念 ともに変わろう 地球と私たちの未来のために

 持続可能な社会を実現するため、市民・事業者・行政が連携し、変わっていくことが必要です。

 環境問題や身近な地域の課題は、私たちの暮らしや事業活動と深く関係しています。将来に向けて、私たち一人ひとりがこれまでの生活を見直すことが必要です。

 

環境像    自然と人がはぐくみ 次世代につなぐ 「環境先進都市 とよはし」

 本市の持つ、多様な自然環境や人などの資源・活動といったポテンシャルを十分にいかしながら、地域の環境・経済・社会の統合的な向上が図られることで、環境先進都市として地域の自立や一人ひとりの変革と行動が進んでいる持続可能なまちの実現を目指します。

 

目標の達成に向けた施策・重点取組

分野別環境施策

 本計画においては、SDGsの視点や地域循環共生圏の考え方を踏まえつつ、基本理念をもとに環境像の実現に向けて、環境について固有の分野及びその基盤となる文やに対する5つの環境目標を設定し、取組を進めていきます。

  • 環境目標Ⅰ.低炭素で持続可能な地域をつくる【気候変動対策】
  • 環境目標Ⅱ.豊かな自然を守り育てる【生物多様性・自然共生】
  • 環境目標Ⅲ.効果的・効率的に資源を循環する【資源循環】
  • 環境目標Ⅳ.健全で快適な暮らしを確保する【生活環境保全】
  • 環境目標Ⅴ.環境共生の価値観と知恵をはぐくみ行動する【環境学習・行動】

 

重点取組と「とよはしSDGs環境ターゲット」

 計画の前期5年間で、特に優先的に取り組む「重点取組」を定めます。

 重点取組の推進で目指す「人々の行動やまちの状態」を「とよはしSDGs環境ターゲット」として掲げます。

  • 重点取組1.再生可能エネルギー利用100%のまちづくり
  • 重点取組2.みんなでつなげる生態系ネットワークづくり
  • 重点取組3.食品ロス対策
  • 重点取組4.プラスチックごみ対策
  • 重点取組5.環境政策と福祉政策の連携

 

計画の推進

 市は、環境基本計画の推進に当たって、庁内組織の「豊橋市環境調整会議」において各部局が実施する施策の連絡と調整を行い、進行状況を年度ごとに評価したものを「豊橋市環境審議会」に報告するとともに、市民・事業者に対して環境に関する情報を市ホームページにて公表します。

 

計画の改訂について

改訂の背景

 2021(令和3)年3月に策定した計画では、温室効果ガス総排出量を2030(令和12)年度に2015(平成27)年度比26%削減することを目標としています。しかしながら、国が2020(令和2)年10月に2050年カーボンニュートラルを宣言し、2021(令和3)年4月に2030(令和12)年度の温室効果ガス削減目標を26%削減から46%削減へ引き上げたことから、本市においても2021(令和3)年11月にゼロカーボンシティ宣言を行い、2030(令和12)年度に2015(平成27)年度比46%の削減を目指し取り組むこととします。

 

改訂の主な内容

 環境目標Ⅰ.低炭素で持続可能な地域をつくる【気候変動対策】

 定量目標 温室効果ガス総排出量(2015年度比削減率)

 「26%削減(2030年度)」 → 「46%削減(2030年度)」

 

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