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はじめに

はじめに

 東京の神田和泉町や佐久間町は、江戸時代から「焼けずの地」と言い伝えられ、関東大震災でも町民が協力して長時間消火活動を行い、延焼を防ぎました。また、阪神・淡路大震災での神戸市長田区真野地区は、地元企業が地域の住民や消防団と協力し、大火から町を守りました。

 これらのように「自分たちのまちは、自分たちで守る。」を基本とし、地域でさまざまな分野の住民や事業所などが、お互い手を取り合って「防災コミュニティ」づくりをすすめていけば、地域の防災力は、個々の力よりさらに何倍もの力になっていきます。

 豊橋市では、そんな思いを込めて『 防災コミュニティの推進 ~地域の絆づくり~ 』をすすめていきたいと考えています。

 次の世代にしっかりと伝えていくためにも、肩ひじ張らずに無理のない地道な活動が大切です。
ご近所とあいさつを交わし、近くのお年寄りや困っている方に声をかける。そんなところから「防災コミュニティ」が育ってくるものと思います。

平成17年6月


1.「自主防災組織」とは?