防災コミュニティの推進 ~地域の絆づくり~
自主防災組織活動マニュアル
本市では、自主防災組織の運営や防災に関する活動の際の参考として、自主防災組織活動マニュアルを作成しています。
大規模な被害が想定される南海トラフ地震などの大災害が発生した際は、市民一人ひとりによる「自助」、町内や隣近所などが協力し合う「共助」がとても重要となります。
自主防災組織の皆様におかれましては、災害発生時の被害軽減のため、このマニュアルを参考に、日ごろから自主防災組織の体制づくりに努めていただくとともに、地域防災訓練等を通じた地域防災力の向上にご協力くださいますようお願いいたします。
自主防災組織活動マニュアル(令和5年1月発行)
自主防災組織の運営のための基礎的な知識を記載しています。
【具体的な内容】
組織の体制や役割、本市に予測される災害、平時の組織づくり、災害時の活動内容等
自主防災組織活動マニュアル.pdf( 2216KB )
自主防災組織活動マニュアル 資料編(令和5年1月発行)
用語の解説、自分の備え(備蓄や応急手当など)、市内の取り組み事例などを記載しています。
【具体的な内容】
用語の解説 :南海トラフ地震、南海トラフ地震臨時情報、避難情報、防災リーダー、
避難行動要支援者登録台帳、Jアラート・緊急地震速報
自分の備え :在宅避難、耐震化・家具固定、備蓄、非常持出品、トイレ問題、応急手当・搬送法、情報、
災害伝言ダイヤル171
防災訓練 :防災訓練メニュー、外国人の活躍、取り組み事例
市の防災対策:MCA無線、同報系防災行政無線、豊橋ほっとメール・Hazardon(ハザードン)、
指定避難所等一覧、参考マニュアルなど
自主防災組織活動マニュアル資料編 .pdf( 9603KB )
自主防災組織活動マニュアル 防災台帳 (令和5年1月発行)
自主防災組織ごとに、様々な情報を集約するための防災台帳です。
自主防災組織の情報を入れ込み、組織独自の台帳を作成しましょう。
【作成方法】
自主防災組織体制・連絡先:自主防災組織の役割・担当者・連絡先を一覧表にします。
資機材 :自主防災組織で備えている敷材・数量・保管場所・使用用途をリストにします。
避難所 :自主防災組織のある地域の中にある避難所をリストにします。
エリアごと避難先が決まっている場合、それも記載しておくと良いでしょう。
避難生活が可能な民間施設:自主防災組織のある地域の中で、協力をお願いできる民間施設があればリストに
します。
代替避難所 :自主防災組織のある地域の避難所が津波などにより浸水する危険性がある場合、
あらかじめ近隣地域の避難所へ避難できるよう避難先を検討しておきましょう。
事前に代替避難所のある自主防災組織と話をしたり、訓練を合同で行うと円滑
な避難所運営につながり良いでしょう。
一時避難場所 :自主防災組織のエリアごと集まる一時避難場所をリストにします。
協力してくれる人・団体 :自主防災組織の活動に協力してくれる個人・団体をリストにします。
災害の危険性 :自主防災組織のある地域の危険性をリストにします。
過去どのような土地だったかなども把握すると良いでしょう。
地域特性 :高齢者が多い、外国人が多いなど地域の特徴をリストにしましょう。
地域資源 :災害時に活用できる地域資源をリストにしましょう。
連絡先 :災害時にすぐに連絡先が取れるよう近隣の自主防災会長の連絡先などをリスト
にします。
タイムライン :風水害で自主防災組織がどのタイミングでどのような活動を行うか事前に話し
合いまとめておきます。
自主防災組織台帳(様式).docx( 1521KB )
自主防災組織台帳(様式) ※記入例なし.docx( 1516KB ) ←記入例が入っていないデータです。
自主防災組織台帳(様式).pdf( 730KB )
自主防災力強化補助金制度のご紹介
豊橋市では、地域防災力の向上及び地域コミュニティ活動のさらなる活性化を図るため、校区防災会連絡協議会(校区自治会)が小学校区単位で行う自主的かつ実践的な防災訓練等に要する経費の一部を補助しています。
補助金の交付は、「豊橋市自主防災組織設置推進要綱」に基づいて編成された校区防災会連絡協議会を対象とします。
訓練の種類
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資機材等
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情報収集・伝達関係
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電池式メガホン、携帯用無線機、ラジオ 等
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初期消火関係
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バケツ、訓練用水消火器、ホース、筒先、組立式水槽、防火衣、小型動力ポンプ、ヘルメット 等
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救出・救護関係
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はしご、バール、ジャッキ、鋸、鉈、ペンチ、ハンマースコップ、チェンソー、ロープ、防塵マスク、エンジンカッター、手袋、安全靴、担架、救急セット、一輪車、三角巾、テント、毛布、シート、小型発電機、倒壊家屋等作成用木材類・ペンキ 等
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避難関係
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強力ライト、投光器、コードリール、標旗、腕章、簡易トイレ、警笛、プラカード、リヤカー、安否確認に要するタオル 等
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給食・給水関係
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移動式かまど、鍋、給水タンク、非常食(訓練用)、燃料(訓練用)、カセットコンロ 等
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図上訓練関係
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透明ビニールシート、事務用品、住宅地図、模造紙、メモ帳、油性マジック、図上訓練グッズ(DIG・HUGクロスロード等用品) 等
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水防関係
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土のう袋、杭、掛矢 等
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家具固定関係
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インパクトドライバー、電動ドリル、飛散防止フィルム、固定金具 等
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1団体あたりの補助額は、対象経費の2/3以内(千円未満の端数切捨て)とします。
※ただし、1団体当たりの上限を50,000円とします。