訓練の概要
南海トラフ地震等の大規模災害の発生から概ね72時間が経過した「応急対応期」における災害関連死の防止につなげることを目的として「令和7年度豊橋市総合防災訓練」を実施しました。
避難生活で特に重要な「T(トイレ)・K(キッチン)・B(ベッド)」を運用する1泊2日の避難所運営訓練を実施し、地域防災力の向上を図りました。
1 日 時 令和7年11月8日(土)午後1時00分から9日(日)午前9時00分まで
2 会 場 豊橋市立豊城中学校(指定避難所)
3 参加者 とよはし防災リーダー(67名)、防災関係機関(9機関)、豊橋市
訓練内容
災害用トイレ運用訓練、特設公衆電話取扱訓練、簡易ベッド等設置訓練、自衛隊炊事支援統制訓練、災害時の口腔ケア指導、避難所の安全対策指導、車中泊避難支援訓練、朝食統制訓練
訓練の様子






訓練の成果
1泊2日の宿泊訓練を通じて、従来の防災訓練から一歩踏み込んだ実践的な内容を実施できました。簡易トイレを用いて排泄物を凝固剤で処理する「災害用トイレ運用訓練」では、訓練を通じて自信をつけられたのと同時に、夜間のトイレ運用などの課題も明らかになりました。「簡易ベッド等設置訓練」では、簡易ベッドの有効性や避難所の衛生環境のポイントについて学び、避難生活における健康二次被害を防止するための知識を身につけることができました。