現在、後期高齢者医療保険料の普通徴収（口座振替又は納付書払）における４月、６月の納期の金額は前々年の所得を基に暫定的に決定（仮算定）しています。その後、前年の所得を基に年間保険料額を決定（本算定）し、年間保険料額から仮算定保険料額を控除した金額により、８月以降の納期の金額を決定しています。
　令和４年度からは普通徴収における各納期の金額決定の仕組みを分かり易くするため仮算定を廃止し、これに伴って納付時期や納付回数を以下のとおり変更します。
　なお、特別徴収（年金天引き）の方は変更ありません。

変更のポイント

• 保険料がわかりやすくなります

　前年中の所得が確定してから保険料額を決定します。仮算定額との差し引きを行わないため、保険料額の計算内容がわかりやすくなります。

• 通知が年１回になります

　保険料のお知らせが４月と８月の年２回から、７月の年１回になります。

•  保険料の支払いの時期や回数が変更になります

　４月から６月までの保険料の支払いがなくなり、７月から翌年２月までの毎月支払いとなります。それに伴い、支払い回数が年６回払いから年８回払いになります。

• 納めすぎ（還付）が減ります

　前々年中に比べ前年中の所得が大幅に減った場合に生じていた納めすぎ（還付）が減ります。

• 特別徴収（年金天引き）の方は変更ありません

　今回の変更は普通徴収（口座振替又は納付書払）の方が対象です。特別徴収（年金天引き）の方の納付時期や納付回数に変更はありません。

• 仮算定廃止による保険料額の増減はありません

　保険料額の決定方法に変更はありませんので、仮算定廃止によって保険料額が増減することはありません。