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学校用務員
 豊橋市の学校用務員は、豊橋市立学校(小学校52校・中学校22校・豊橋高等学校・家政高等専修学校・くすのき特別支援学校)に配置され、学校敷地内や周辺の環境保全・美化、施設設備の補修・維持管理、各施設間での文書・物品の受領送達など、多岐にわたる業務に携わり、教育環境の向上に日々努めています。

学校用務員の主な業務

校門・校舎等の施設開扉・開放
学校用務員の1日は、校舎内外の安全巡視を済ませ、校門や校舎の出入り口を開扉・開放し、児童・生徒を明るく迎えることから始まります。
花壇
学校花壇の整備
校庭・運動場の環境整備
植栽されている植込や樹木の整姿・剪定、農薬を使用しない除草・害虫駆除等の維持管理作業、花壇の整備等の環境保全・緑化推進に努めています。
校舎及び施設設備の修繕
教室・職員室・廊下・トイレ・駐車場等の学校施設すべての床や壁、建具などの修繕を、研修等で習得した専門技能を活かし、可能な範囲で自主作業を行っています。
廃棄物の分別回収・運搬・リサイクルの推進
清掃時間を活用して児童・生徒に廃棄物の分別方法等を指導します。学校内で排出される全ての廃棄物を適正に分別し、各処理施設にトラックで自己搬入します。

教壇の修理
教壇の修理作業中

備品・教材等の製作・補修

図書館の本棚や運動場のベンチ、下駄箱やロッカー、スロープや掲示板等の教材や備品を製作し、補修も行います。

学校行事の準備及び用具作製
入学式・卒業式・運動会等の行事で使用する看板や用具、備品等の製作や補修を行います。
その他
市内各施設・学校間の文書・物品の受領送達、金融機関での出納用務、学校花壇用花苗の受領運搬、災害時における復旧及び避難所要員としての活動等

学校用務員の組織

 市内に点在する77校の市立学校の学校用務を均質化し、効率的な業務推進を図るため、市内を12に区分した「ブロック」という単位ごとに1名の業務長を配置し、総括業務長(4名)がそれぞれ3つのブロックを統括しています。
 業務長は、担当ブロック内の各学校の業務・施設等の状況や要望を常に把握し、必要に応じて隣接ブロックや各研修部会に応援を要請する等、業務推進に努めると共に、各用務員の労務管理を行います。
 総括業務長は、統括するブロックの業務長の職務遂行を補助すると共に適切な指導を行い、学校用務員全体の意識づくりと業務の均質化を図るため主動的な役割を果たします。

共同作業・安全作業研修

 学校用務を効果的かつ効率的に行うため、用務員共同作業を実施しています。共同作業は業務長を中心にブロック単位で実施されることがほとんどですが、作業の内容によってはブロックにとらわれず、職員を集めて作業を行います。  

共同作業・安全作業研修の事例

   

樹木の伐採

校内環境美化のため、定期的に学校の樹木の伐採や剪定、除草作業を行います。 伐採前 作業中
 作業後

通路の舗装

屋外プール入口のブロックが割れてしまっていたものを撤去し、コンクリート舗装を行いました。

プール舗装前作業中

プール舗装後作業後

安全作業研修

危険を伴う作業について、用務員間で情報共有をしながら安全に作業を行えるよう研修を行います。 刈払研修  刈払機研修
 
チェーンソー研修 

チェーンソー研修


研修部会

 学校用務に必要な技術や知識を習得するため、5つの研修部会を設け、先輩用務員の技術や知識を学ぶ機会を設けています。また、連携が必要な作業においては各作業班を編成し、学校からの依頼を受けて作業や研修を行います。  
樹木部会

学校敷地内の樹木の管理や剪定方法について研修します。

樹木部会
樹木部会での研修の様子

内装木工部会

校舎の内装美化、建具や木製設備の維持補修について研修します。

土木部会 コンクリート敷設やアスファルトの簡易補修等土木作業について研修します。
溶接部会 傘立てや掃除道具掛け等の金属製品の補修・製作に必要な溶接作業について研修します。
園芸部会 花壇の整備や花きの性質と育成方法について研修します。

高所作業・ツリーワーカー

高所作業 

 脚立で作業できない学校敷地内や教育関係施設の高木を、高所作業車を使用して剪定します。
 高所作業車を使用できない高木は、ツリーワーカーが剪定します。

蜂駆除班

蜂の巣駆除
 学校施設や通学路の安全を確保するため、スズメバチの巣を駆除します。
 

電気班

電気班

学校内電気設備の簡易的な補修や増設を行います。

 

その他

 災害時の避難所要員や安全作業マニュアル・作業事例集の製作をしています。