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第9回:心 ―「がんばった自分」をねぎらう時間
第9回:心 ―「がんばった自分」をねぎらう時間

1年の終わりが近づくと、「もっとこうすればよかった」「全然ダメだったな…」と反省し、自分に厳しくなってしまうことはありませんか?
でもその前に、思い出してほしいのです。 毎日の中で、誰よりもこどもを想い、生活を守り、気を張ってがんばってきた“あなた”の存在を。完璧じゃなくていい。
無理をした日も、力が出なかった日も、ここまで歩いてきた自分に「ありがとう」と伝える時間を、どうか忘れずに持ってください。

 

1) 「やりとげたこと」を3つ書き出してみる

大きなことじゃなくてかまいません。 「こどもが帰ってきた時に笑顔で迎えられた」「働き続けた」「悩みをひとつ相談することができた」など、日常にある“できたこと”を思い出すだけで、自分を認めるきっかけになります。

 

2)自分のがんばりを、言葉でねぎらう

誰かに言われるより、自分で「おつかれさま」と言う方が心にしみることもあります。 鏡の中の自分に、優しいひと言をかけてあげてください。

 

3)「来年やってみたいこと」をひとつだけ決める

来年のことを考える時、「立て直す」でも「挑戦する」でも、「少し休む」でもいいのです。 前向きな気持ちがあれば、どんな未来でも選び取れます。
今年も、たくさん頑張ってきたあなたへ。
どうかこの年末は、誰かのためだけでなく、自分のための時間も持ってください。
その時間が、また来年のあなたを支えてくれます。

 

<次回予告:心ーまた1歩踏み出す勇気を持てる朝に>

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こどもの可能性が潜んでいます。
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