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豊橋ゆかりのアスリート紹介

競泳 山本浩二選手PART2

今夏のアジアパラ競技大会の派遣標準記録突破&同大会出場候補に!

2022パラ春季水泳記録会に出場された本市出身の山本浩二選手が、 「100m平泳ぎ」及び「200m個人メドレー」の2種目で見事に今夏のアジアパラ競技大会の派遣標準記録をクリアされ、アジアパラ派遣の候補となりました。
派遣選手は6~7月頃の審査を経て決定となりますので、山本選手の出場に期待がかかります!


山本選手のコメント

「目標としていたアジアパラの派遣標準記録を無事突破することができました。しかし自己ベスト更新にはならなかったので更に精進していきたいと思います。アジアパラ出場が叶った際は是非応援をお願いいたします。」


コロナ禍で思ったような練習が出来ず、苦しんだそうですが、練習の成果を発揮され、
見事に目標であったアジアパラ派遣記録突破&候補になられた山本選手、おめでとうございます!


アジアパラ大会での山本選手の泳ぎが見れるように願っています!
※2022年のアジアパラ大会は中国(杭州)で開催されます。 2026年のアジアパラ大会については愛知県で開催出来るよう現在組織委員会が活動中です。

山本選手の結果

・100m平泳ぎ 1分27秒43 【標準記録:1分30秒28】
・200m個人メドレー 2分54秒32【標準記録:2分56秒52】

 

大会情報

2022年3月5日~6日に「2022 パラ水泳春季記録会 兼 マデイラ2022 WPS 世界選手権日本代表選手選考戦」が静岡県立水泳場において無観客で開催されます。

 

ポイント1:既定の標準記録突破で今年中国で開催される「杭州 2022 アジアパラゲームズ水泳競技推薦候補」に!

同大会から2022 年 6 月開催の神戸市民選手 権(人数制限あり)までの期間に開催された当連盟公認大会(長水路に限る)、及 びマデイラ 2022WPS 世界選手権において、当連盟が定めた「2022 年国際大会強 化指定選手等指定標準記録」を基に、以下のカテゴリーごとの推薦基準を突破した者の中から「杭州 2022 アジアパラゲームズ水泳競技推薦候補」が選考されます※詳細 (一社)日本パラ水泳連盟HP杭州2022アジアパラゲームズ推薦選手選考方針と基準_0217

 

ポイント2:本市ゆかりのアスリートも同大会に出場!

この大会の100m平泳ぎと200m個人メドレーに、本市ゆかりのアスリートである山本浩二選手が出場されます。

昨夏の東京2020パラリンピック競技大会出場のかかった選考会で山本選手が記録したタイム上記は標準記録をクリアしているため、

今回もそれ以上の記録を出せればアジア競技大会への出場がかないますので、ぜひ応援のほどよろしくお願いします。

 

 大会は動画配信もありますので、ぜひご覧ください((一社)日本パラ水泳連盟HP)

   

これまでに紹介をしてきた豊橋出身・ゆかりのアスリートに加えて新たな選手を随時、紹介してまいります。

 東京2020大会出場が決定した本市ゆかりのアスリートはこちらからご覧いただけます

 (クリックすると別のページにつながります。)

車いすテニス 佐々木 千依(ささき ちよ)さんPART3

今回は日本で東京2020大会が開催される中、ルーマニアとリトアニア等での国際試合に挑んだ佐々木選手のお話を紹介します。


前回ご家族でのインタビューの中で、世界ランキング40位以内に入るために海外での大会出場を検討していると伺っていましたが、7月に佐々木さんからリトアニアとルーマニア等の大会に出る準備をしています!とのお電話をいただき、ワクチンパスポート取得や試合の申込をしたものの大会事務局から返信が無いなどの問題をクリアされ、8月初旬にルーマニアへ旅立っていかれました。
ルーマニアで2大会、リトアニアで1大会、チェコで1大会に出場され、いづれも準々決勝進出を果たしました。

コロナ禍での海外の大会はこれまで出場されてきた大会とは異なるものだったそうです。

ルーマニアは、気温がとても暑く、また、初めてのクレーコートで、一年以上試合に出れていないということもあり緊張してしまい、思ったプレーが出来ず苦労した所はありました。
リトアニアでは、屋内ハードコートで、ランキング上位の選手との試合にて、戦略性・相手のテニスを観察することの重要性を学びました。
チェコでは、涼しい気温で湿気がありルーマニアの時よりコートの土が柔らかく、車いすのタイヤがふんごんで初めての感覚に少し戸惑いました。
第一シードの選手との試合では、自分の今の実力・今後の練習の課題を改めて確認することが出来ました。
次の試合に向けて、父との練習をしっかり取り組み、楽しみながら、全力で頑張ります。

この海外遠征で感じたのは海外ではパラアスリートのサポートが手厚く、練習環境がしっかりしていました。また、まちを散策すると階段のみのところは少なく、スロープなどがついていて、不自由をあまり感じませんでした。
滞在したルーマニア、リトアニア、チェコの3か国とも国民の皆さんがとても優しく、「何か困ったことありますか?」や「手伝うことありますか?」とすごく声をかけてくれました。どの国も緑がとても豊かで空気がおいしい所だったそうです。

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「ルーマニアではコンソレーション優勝も」


 今回のような海外遠征を通じて、年後のパリ2024パラリンピックで佐々木選手が見事に出場されていることを期待しています!これからも応援をよろしくお願いします。


車いすテニス 佐々木 千依(ささき ちよ)さんPART2

今回は佐々木選手、コーチのお父さんと、お母さんを交えてインタビューをさせていただいた際のお話を紹介します。

車椅子テニスは楽しい!と素敵な表情で佐々木選手はお話をしてくれました。
「今は時折、先輩達のお世話になっているが、今後は自分よりも後輩の
若い世代をお世話出来るようになりたい。
まだまだ実力は足りないが、着実に力をつけ、パラリンピックに出られるようになれたらと思います。
そうすることで、障がいをもつ他の人にもやればできるんだという姿を見てもらえると思うので頑張りたいと思っています。」

現在、世界ランキングは77位。新型コロナウイルス感染症の影響で2020年は大会に出場できず最高だった75位からは少しランキングが下がっているものの、実は本格的にテニスを初めて未だ3~4年。
それでも世界ランキングは214人中77位にまでのぼりつめてきた。
その活躍の陰にはコーチである父と良き相談役の母の存在が大きい。
お父さんはテニスの経験が多少あったので、娘のためにと仕事の合間に昼は株式会社アイセロのハードコート、夜は三菱ケミカル株式会社愛知事業所のオムニコート(砂入り人工芝)土曜日は日本ガイシ株式会社のグループ会社が経営する諸の木テニス倶楽部のハードコートで一緒に汗を流す。
「車椅子テニスを教えてくれる場所はなかなか無く、スクールも無い。障がいの度合いによっても教え方が異なり、集団で教えることが難しいため。」
佐々木選手は桜丘高校時代にテニス部に入部し健常者にまじってテニスを始めると同時に、もっとテニスをやりたいという佐々木選手のためにデイサービスの利用者が帰った後で、お父さんが施設の机を片付け、縄を張り、即席のコートを作り、イスに乗って練習を始めたそうだ。
お父さんが自治会の関係で知り合った方々に声をかけ、各企業の方々に声が届き、アイセロや三菱ケミカルでの練習ができるようになった。
「ガット張り機まで購入したんですよ」とお母さん。娘が少しでも上手くなれればとのことで輸入し、今ではプロ顔負けのガット張りが出来るようになったそうだ。
そして、父との二人三脚で練習を積んだ佐々木選手は2019年に国内大会に出場し、シングルスで3位、ダブルスで2位という好成績を残した。

コロナの影響で未だ試合には出れていないが、東京2020パラリンピック出場内定者との練習会に来月、参加する予定だ。
強豪選手との練習試合ということで、緊張するものの、このチャンスを自分の成長にもっとつなげたいと前向きにとらえている。当面の目標は世界ランキング40位以内とのことだが、国内大会は既に1つ中止が決まっている。それでも、ランキングを上げるためには大会で結果を残す必要がある。そこで、日本と違い大会が中止になっていない世界の大会の出場をねらっており、豊橋と縁の深いリトアニアでの大会出場を考えているそう。これからの活躍に大注目です!
最後に、幼稚園時代に初めてテニスを見学し、長い期間の手術を乗り越え、高校生で初めて体験し、桜丘高校で部活に入り、父との即席コートで練習を積んだ佐々木選手。
地域の方々や企業の協力を経てレベルを上げ、日本ガイシ株式会社の支援を受けるまでに成長した娘に、親御さんは優しく、人の気持ちが分かる人になって欲しいと願いを託す。

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佐々木選手なら、お父さんとお母さんの願い通りの人物になり、目標のパラリンピック出場も叶えられる、叶えて欲しいと話を聞いたメンバーは素直に思いました。

 是非、これからも佐々木選手の応援をよろしくお願いします。

2 車いすテニス 佐々木選手

 車いすテニスで活躍されている佐々木 千依(ささき ちよ)さんについて

昭和1年
佐々木選手は、豊橋生まれ・豊橋育ちの車椅子テニスプレーヤーです。
現在の世界ランキングは80位で、2019年には数々の大会で入賞を果たす実力者です。
そのため、日本車いすテニス協会(JWTA)の次世代育成強化指定選手や愛知県の2026年アジア競技大会等選手強化事業の強化指定選手等にも内定しています。また、今年4月には日本ガイシ株式会社と支援契約も結ぶなど、今後の活躍が期待されています!


昭和2年

 佐々木さんが車いすテニスを始めたきっかけ?

 小学校入学前の時、二分脊椎症の会という同じ病気の人達が集まる会で車いすテニスをする機会があり、そこで初めて車いすテニスと出会いました。
その後大きな手術があり、高校一年生の夏頃から桜丘高等学校のテニス部に入り少しの期間、健常者と一緒にテニスをさせてもらったことがきっかけです。


 テニスを本格的に始められたのは?また、普段はどこで練習していますか?

本格的に始めたのは2~3年前からで昼間は、株式会社アイセロ様のコートで、夜は三菱ケミカル株式会社 愛知事業所様のコートで練習させていただいています。
地元の企業様の応援で今の練習ができているので、ありがたく思っております。


 佐々木さんから皆さんへのメッセージ

今までお世話になった多くの方々に恩返しできるように2024パリのパラリンピック出場・成績を残せるよう精一杯頑張ります。
昭和3年

 

 佐々木 千依選手について

◇生年月日
1999年10月27日

◇経歴
豊橋市立東陽中学校→桜丘高等学校→豊橋創造大学(中退)

 

◇世界ランキング
80位(2021年5月末)

 

◇これまでの主な成績
・Sendai Open2019 シングルス3位,
・Sendai Open2019 ダブルス2位
・Osaka Open2019 シングルス3位
・第29回 三井不動産全日本選抜車いすテニスマスターズ出場
・JWTA次世代育成強化指定選手内定
・2026年アジア競技大会等 選手強化事業における強化指定選手内定

 

◇今後の出場予定の大会※2021年6月29日更新
・Sendai Open
・Kanagawa Open※中止決定
・Osaka Open
※新型コロナウイルス感染症の影響で海外での試合出場は未定。

 8月リトアニアでの国際大会出場

1 競泳 山本選手

東京2020パラリンピック競技大会出場を目指す豊橋出身の競泳選手を紹介します!

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山本 浩二選手
1988年生まれ
豊橋市出身
高校まで豊橋で過ごし、筑波大学に進み、在学中に水泳を始め、函館視力障害センターで教官として働きながら東京2020パラリンピックを目指す。世界ランキング8位(SB11平泳ぎ100m/SM11個人メドレー200m)

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5月21日~23日に開催予定の2021ジャパンパラ水泳競技大会の結果等で東京2020大会出場者が選出予定で、
山本選手は出場の可能性があります!
函館の地で活躍する山本選手の応援のほどよろしくお願いします。

※大会は終了しました。

山本選手からのコメント
「故郷である豊橋市の皆様に恩返しができるように全力で頑張ります!」

2021ジャパンパラ水泳大会の情報はこちらから ※大会は終了しました。
https://www.jsad.or.jp/japanpara/swimming/

一般社団法人日本身体障がい者水泳連盟 ※世界ランキング等の情報掲載
https://paraswim.jp/

追記:5月23日

残念ながら東京2020パラリンピック出場にはなりませんでしたが、

アジアパラ大会の標準記録を突破できるタイムを記録したため、

今後さらなる高みを目指していく山本選手に注目です!

引き続き山本選手の応援よろしくお願いします!